天気予報通り、雪が降る中、9日からの炭焼きに向けて必要な準備作業をする。地域には暴風雪警報が出ていたが、ほとんど風もなく、雪が降りだしたのも9時ころなので、一応の準備は終えることができた。
七輪に火を熾して、1年間使わなかった窯を乾燥させ、体積や重量の変化のデータをとったり、焼ける時間や品質に影響を与える含水率を測定する窯木を選んで、識別のための金属タグを取り付け、炭焼き前のデータを計測する。こんなデータの蓄積、積み重ねが、今まで頼ってきた勘と経験ではなく、だれもが美しい菊炭を焼けるための科学的ノウハウの確立ができ、それが伝統技術の伝承につながると信じている。
炭焼きを始めるための必要最低限の準備作業を終え、コーヒーもそこそこに、雪が積もらないうちにと山を下る。
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