2019年9月28日土曜日

いま公園はドングリ王国に





 
 

 いま公園はドングリ王国。そして子供たちはドングリが大好き。クヌギ、コナラ、シラカシ、アラカシ、スタジイ ・・・。この他にも、シイ、マテバシイ、アベマキなど形も大きさもいろいろなドングりがいっぱい。今年も豊作、鹿も猪もリスも大喜び。


 こちらは、「山のブルーベリー」と呼ばれる「ナツハゼ(夏櫨)」の実。口に含むとすこし酸っぱいが爽やかな味がする。「マンゴー」に似た味のする「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」のみが好きなのだが、なぜか実がなっていない ・・・。山作業の途中のちょっとした喜び。



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ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。

森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。






 

2019年9月26日木曜日

終息宣言は出せず


 
 

 雲一つない秋晴れ。「抜けるような・・」とは、こんな青空のことを言うんでしょう。木漏れ日の中を山頂付近まで登っての作業の一つは、観察路の頭上に折れて垂れ下がる折損枝の処理。チルホールを使って、力技で枝をもぎ取る。


 

 もう一つの作業は、今年の5月下旬に、ナラ枯れを起こす原因の「カシノナガキクイムシ」の羽化飛散防止対策として、5本の「コナラ(小楢)」に巻いた粘着シート、「むし虫ホイホイ」(アース製薬製)を剥がし、羽化状態をチェックする作業。2013年(平成25年)に被害木を発見して以来、消極的で時間はかかるが、確実な成果が得られるのではとこの方法を続けてきた。結果、被害木数は、2015年(平成27年)をピークとして、激減している。粘着シートをはがしたが、穴の中で死滅しているのか、虫が確認できたのは、わずかに1本のみ。そして、この日発見された新たな被害木は1本だけであった。穿孔の時にできた「フロス(木の粉)」が木肌一面についている。結局、残念ながら、「ナラ枯れ」の最終的な終息宣言は出せず、さらにもう1年様子見が必要である。

 

 作業を終えて、今日は3ヶ月に一度の「ご長寿祈願ティーパーティ」。70歳はとうに超えているメンバーの平均年齢ではあるが、この夏の猛暑も無事乗り切れたことを、仲間たちとケーキとコーヒーで祝う。

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2019年9月19日木曜日

もう蝉の声は聞こえない



 
 知明山山頂付近に残っている倒木の処理が今日の作業。1年前の台風21号のよる倒木である。麓からあがってくる風はもうすっかり秋の風。さほど汗ばむこともなく心地よい。あれほどうるさかった蝉の声はもう聞こえない。片付けたら、見通しがすっかり良くなった。爽快。



こんな山頂にまで、外来種、「ベニハナボロギク(紅花襤褸菊)」の綿毛が一面に散らばっている。その繁殖力の旺盛さに関心。何を勘違いしたのか、交尾中の「カトンボ(蚊蜻蛉)」が腕にとまった。

 
 
 

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2019年9月15日日曜日

今日一番の迫力は ・・・


 
 
 暑いが爽やかな青空が広がる一庫公園。3連休とあって、朝から駐車場は待ち行列ができるほどの入園者。そして、「ひとくら森のクラブ」は、定例のイベントの日。この日のメニューは木工細工と竹パン。当日参加も含め、5家族、14人ほどの参加者。この日一番の迫力は、大きな「クワガタムシ」と竹パンにかぶりつく男の子。


 そして炭窯の前には、あな恐ろしや、「ウスバカゲロウ(薄翅蜉蝣)」の幼虫の仕掛けた罠、無数の「アリジゴク(蟻地獄)」が ・・・。



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2019年9月14日土曜日

ふ~~~ん



 
 
 今日は公園でよく見る置き土産の話。一番上は公園のいたるところで見かける「シカ(鹿)」の糞。鹿はなんでも食べる大食漢。1日に約3kg食べると言われているので、それだけにその排泄する糞の量も尋常ではない。そして、「イノシシ(猪)」の糞。岩の上、階段の上など目立つところに置かれている。縄張りの主張だという。未消化の木の実が混じっているのがよくわかる。

 黒い固まりが山のように積もるの、属に云う「狸のため糞」です。(写真はNETより拝借) 「タヌキ(狸)」は、毎日決まった場所に糞をするため、毎日積もり積もってこのようになるという。3番目はよくわかりません。糞かどうかも ・・・。この他、「ノウサギ(野兎)」、「リス(栗鼠)」など公園に住んでいる動物の糞ももちろんありますが、私はまだ見ていません。


 そして、この糞に集ってくるのが、「オオセンチコガネ(大雪隠金亀子、大雪隠黄金虫)」。「雪隠(せっちん):厠、便所の意味」という文字が入っていることからわかるように、「糞虫」と呼ばれる甲虫の一種。動物の糞に集まり、糞を食べることから「食糞性コガネムシ」とも呼ばれるが、その習性から受ける印象とは違って、金属光沢を帯びた美しい甲虫。(写真はNETより拝借)



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きのこの山






 前の日に雨が降ると、一夜にして一庫公園は「きのこの山」となる。お馴染みの毒キノコ、「テングダケ(天狗茸)」、まるでゴルフボール、「シロオニタケ(白鬼茸)」 ・・・・・。あとは名前はわかりませんが、多分毒キノコが登山路のあちこちに。


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2019年9月13日金曜日

初秋の公園風景




 





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 【 森のクラブイベントのお知らせ 】 
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パンづくり」
 
  9月15日(日) 10:00~14:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
 
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
 
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
 
 
 

1年かかってやっと片付けた



 4月から鹿の食害からクヌギを守る作業にかかりきりだったが、それも区切りがつき、山頂付近に放置してあった、昨年台風21号によって折れて垂れ下がっている太い枝を、やっと片付けた。ロープをかけて、引っ張っては緩め、引っ張っては緩めスウィングさせるという原始的方法で、ねじりきっていく。その付近にまだ残っている倒木の処理を行えば、きれいに片付き、安全も確保される。
ちょうど1年かかったことになる。


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2019年9月5日木曜日

久しぶりの鋸の感触がいい


 

 久しぶりの知明山尾根筋での伐採作業。5月下旬以来の3ヶ月ぶりか。あの頃は初夏の爽やかな風を受けての作業だったが、今日は蒸し暑い中を、「はあはあ」言いながら尾根を上がっていく。先日の台風の影響もあったので、登山道には結構折れた枝が散乱している。久しぶりに耳にするチェーン・ソーの音、久しぶりに手にする鋸の感触がいい。やっと本来の森林ボランティアに戻った感じ。山頂の岩には、縄張りを主張する「イノシシ(猪)」の置き土産が ・・・。





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