2023年4月27日木曜日

珍しさAランクの花だとか ・・・



 別名「ナンジャモンジャ」。「ヒトツバタゴ(一ッ葉田子)」の花が満開である。公園ではこの一本だけしか知らないが、希少種のひとつであり、日本では、絶滅危惧II類 (VU)環境省レッドリスト)に指定されている。自生なのか、移植されたのか、ここにあるいきさつは分からないが、スマホのアプリは、珍しさAランクの花だと教えてくれる。
 

 
 散り始めた「コバノガマズミ(小葉の莢蒾)」の花びらが、尾根筋の観察路やウッドデッキに沢山散っている。秋になると真っ赤な実をつけることで知られているが、よく見ると花びらはなかなか可憐。

 今週で、山頂付近の間伐を終え、GW明けは、昨年伐採した「クヌギ(椚、櫟)」の新芽を鹿から守るための網掛け作業が始まる。鹿との知恵比べ、体力比べのゴング開始である。


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 








2023年4月21日金曜日

忘れられていく伝統行事

 


 4月21日の朝日新聞ローカル版に上のような記事が載っていた。実は全く同じ目的で、同じ作り方の「チマキ(粽)」が、川西市黒川地区にも受け継がれている。

  

 我々も、祇園祭りで有名な粽とはちょっと違う、宝塚や猪名川など北摂地方に受け継がれてきた地域独特の「粽(ちまき)」、この黒川地域伝統の「粽作り」を子供に教える食育イベントを、旧暦の「端午の節句」である6月に行ってきたが、コロナ、技能を知っている方の高齢化などで、残念ながら、2018年を最後に中断したままになっている。(参照 伝統の粽(ちまき)作りを学ぶ」



 少子高齢化や地方の過疎化が急速に進行している日本で、伝統文化をつたえていくことは、極めて困難になっている。年中行事化、祭り化、宗教儀式化され、生活や暮らしの一部となっていてさえも難しいと言う。地域の無形文化財として認定し、行政が援助していかないと難しいともいわれている。「黒川の粽づくり」もイベントを復活して伝えていって欲しいという要望もあるが、伝えたい側、受け継いでいきたい側、双方に強い思いと連携がないと、行政の援助があったとしても、やはり難しいのでは ・・・。

 いまのところ、その懸念はないが、「菊炭焼き」も他人ごとではないのである。



 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 













2023年4月19日水曜日

桜の季節が終われば、虫の季節が始まる

 

   
 桜の季節が終わると、公園は鮮やかな新緑に包まれる。それは、食欲旺盛な幼虫の季節の始まりでもある。園内の「オオムラサキ(大紫)」の飼育ケージでは、4齢、5齢の幼虫が30頭ほど育っている。羽化して成虫になるまであと、2,3ケ月か。待ち遠しいなあ。



 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 




2023年4月16日日曜日

昨日の土砂降りはすっかり上がって

 



 
 昨日に土砂降りの雨はすっかり上がって気持ちの良い日曜日。20人ほどの家族が今年度最初の森のクラブの木工イベント、「木を使った可愛い動物やクラフトづくり」に参加。いつものように自由な発想で、思い思いの木工作品を作って楽しんだ。


 桜はあらかたが雨で散ってしまったが、森の「ツツジ(躑躅)」はこれからが見頃。また地味ですが、秋になると子供が喜ぶ「ドングリ」がなる樹、「コナラ(小楢)」や「クヌギ(椚、櫟)」が、尻尾のような花をつけている。


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 

 








2023年4月13日木曜日

黄砂飛ぶ中、新年度の活動がスタート

 

  

 黄砂が飛んでいる。なんとなく黄色くて視界が悪い。マスクをするほどではないが、ニュースによると今年は黄砂が多く飛ぶという。




 そんな中での伐採作業。高野山へ参るのと同じご利益がある「高代寺山」への眺望がよくなったので、少し欲が出て、その奥にある北極星の信仰の山、「妙見山」への眺望もよくしようと、大きな蕾をつけている「ホウノキ(朴ノ木)」を伐採する。
  
 めでたくチェーンソーを取り扱えるようになった女性クラブ員のデビュー戦でもある。やはり、実戦は少し違うようだが、これも慣れ、最も大事なのは作業の安全である。
  
 これで、チェーンソーを取り扱えるメンバーが3人になった。秋のクヌギの伐採に向けて大幅な戦力増加である。
  

 ロープの正しい巻き方についても学んだりします。



 山頂付近の「ウワミズザクラ(上溝桜)」、「アオダモ(青梻)」もほぼ満開である。

 下山してから、総会を開き、新たな年度の活動がスタートした。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   4月16日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 







2023年4月6日木曜日

今年は間を置かず一斉に咲きだす

 

  

 今日も先週に引き続き、山頂付近での間伐作業。「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」が満開である。実に鮮やか、実に見事 ・・・。
   
  
 山頂付近にあるかっての露天掘りの坑道跡、「間歩(まぶ)」の周りには、山師たちが鉱脈探しの標としたという「ハクサンハタザオ(白山旗竿)」が可憐な花をつけている。


 
 いつもは少しづつ間隔をおいて咲きだす花たちが、今年は、つぎつぎと咲きだしている。「アオダモ(青梻)」、「ウワミズザクラ(上溝桜)」も2週間ほど早い感じ。

 いずれにしても、最高の季節の幕開けである。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   4月16日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験、体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。