2023年4月21日金曜日

忘れられていく伝統行事

 


 4月21日の朝日新聞ローカル版に上のような記事が載っていた。実は全く同じ目的で、同じ作り方の「チマキ(粽)」が、川西市黒川地区にも受け継がれている。

  

 我々も、祇園祭りで有名な粽とはちょっと違う、宝塚や猪名川など北摂地方に受け継がれてきた地域独特の「粽(ちまき)」、この黒川地域伝統の「粽作り」を子供に教える食育イベントを、旧暦の「端午の節句」である6月に行ってきたが、コロナ、技能を知っている方の高齢化などで、残念ながら、2018年を最後に中断したままになっている。(参照 伝統の粽(ちまき)作りを学ぶ」



 少子高齢化や地方の過疎化が急速に進行している日本で、伝統文化をつたえていくことは、極めて困難になっている。年中行事化、祭り化、宗教儀式化され、生活や暮らしの一部となっていてさえも難しいと言う。地域の無形文化財として認定し、行政が援助していかないと難しいともいわれている。「黒川の粽づくり」もイベントを復活して伝えていって欲しいという要望もあるが、伝えたい側、受け継いでいきたい側、双方に強い思いと連携がないと、行政の援助があったとしても、やはり難しいのでは ・・・。

 いまのところ、その懸念はないが、「菊炭焼き」も他人ごとではないのである。



 

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