2018年8月30日木曜日

台風20号の後始末をする

 


 先日、ほぼ近畿地方を直撃した台風20号。公園は大した被害はなかったが、それでも我々の活動エリアでは、「コナラ(小楢)」の大きな枝が折れ、それが鹿除けネットを引っかけ、倒してしまった。一応、応急修理はしてあったが、本日の活動はは、折損木処理と鹿除けネットの修理。そして、新たな台風襲来に備え、今回の台風では効果があった土留めの仕上げに汗を流す。

 気がつけば、あちこちに「チョッキリ虫(ハイイイロチョッキリ)」が切った、どんぐりがついた「クヌギ(椚、櫟)」の小枝が散乱している。どんぐりに卵を産み付け、枝ごと切り落とし、どんぐりの果肉を栄養源とし、越冬をするという、この虫特有の種の保存、サバイバルのすぐれ技。

 
 
 
 【 森のクラブイベントのお知らせ 】  
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パン」
   9月16日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
【 会員募集中 】
 
森のクラブでは会員を募集しています。
森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動もOKですので、公園管理事務所までお問い合わせください。
 

2018年8月27日月曜日

当たり前ですが、毎年同じように季節は移ろい、もうすぐ秋です


 今年は、記録的な猛暑に加え、台風ラッシュ、豪雨ラッシュの夏であった。しかし、毎週山で作業をしていると、ゆっくりではあるが、間違いなく秋モードへと移行しているのが感じ取れる。当たり前のことだが、毎年毎年同じように季節は移ろい、やがてもうすぐ秋である。

 つい最近の梅雨の季節に咲いていた「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。ちょっとキュートな実が色づいてきた。美味しいマンゴーのような味がする。


 


 「コナラ(小楢)」、「クヌギ(櫟、椚)」の「ドングリ(団栗)」が風に飛ばされたのか、枝ごと落ちている。よく見ると、枝の切り口が鋭いし、「殻斗(かくと)」に小さな孔が空いている。「チョッキリムシ(ハイイロチョッキリ)」 の試し斬りか。殻斗方が柔らかいので、「チョッキリムシ」は、こちらの方に孔を開け、卵を産み付けるという。もうすぐ一面の枝付きドングリが落ちているのが見られる。そして、春、小さな花をつけた「ヒサカキ(非榊)」もびっしりと実をつけている。もうすぐ、9月。早い遅いはあるが、毎年確実に季節は移ろい、すぐ全身で秋が感じられるようになる。

 台風直後。山は、何も動じることはなく、秋へと時間を進めている。そんな秋間近を感じ取れるいくつかのシーン。
   
  
 【 森のクラブイベントのお知らせ 】  
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パン」
   9月16日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
【 新会員募集中 】
 
森のクラブでは会員を募集しています。
森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動もOKですので、公園管理事務所までお問い合わせください。
 

2018年8月26日日曜日

台風20号が去って ・・・


 台風20号、かなり雨風が強い台風が兵庫県を直撃したので、早速被害の有無や程度を調べに出かけた。7月の西日本豪雨の時より、時間が短かったためか、あの時ほどの被害はなかったようである。しかし、台場クヌギの再生林脇を上る階段には倒木。枝の先が鹿除けネットを引っ掛けて倒している。とりあえず、倒木処理をし、ネットを応急修理した。今年は台風の当たり年だという。いたちごっこにならねばいいが ・・・。


【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パン」
   9月16日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
【 新会員募集中 】
 
森のクラブでは会員を募集しています。
森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動もOKですので、公園管理事務所までお問い合わせください。
 
 
 

2018年8月24日金曜日

台風が近づいてくるので、急いで



 台風20号が近づいてくるので、先々週に引き続いて、土留めの仕上げを急ぐ。長めに伐採した「ヒサカキ(非榊)」などの常緑広葉樹を横木としてわたす。気温はさほど高くないようだが、とにかく湿度が高いので、汗が吹き出す。久しぶりの急斜面での伐採作業。「いや、えらかった」というのが本音。でも、一昨年植樹した「クヌギ(椚、櫟)」の苗が順調に育っているのを見ると、はやりこの台場クヌギの林を守り、しっかりと再生せねばと決意を新たにする。
    

 しかし、体力、筋力が落ちてきたのか、階段で鹿除けネットに足を取られ、もんどり打つ。ヘルメットを着けていたし、とっさの受身で、打ち身程度で済んだが、体力が落ちてきていることを自覚し、ゆっくりと、慎重に動かなければ ・・・。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】  
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パン」
   9月16日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 
 
【 新会員募集中 】
 
森のクラブでは会員を募集しています。
森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動もOKですので、公園管理事務所までお問い合わせください。

2018年8月10日金曜日

酷暑に負けず、しっかり育っています



 昨年秋、伐採した台場クヌギ、一時的な鹿の侵入はあったが、どうにか食い止められ、青々とした新芽が育ってきました。そして、昨年春に植樹した苗は、この酷暑に負けず、順調に育っているようだ。のびのびと成長させるため、保護シェルターを外す日も近い。やれやれ一安心。





 我々爺さんたちはというと、やはりこの酷暑にもめげず、しっかり働いています。先週に引き続き、先の大雨で被害を受けたクヌギ林で、被害を受けた苗の養生、土砂崩れ箇所に今後の台風に備えての土留めの設置作業。台風の影響で、カンカン照りにはならず、気温は30度くらいか。しかし、湿度が高く、汗が噴き出してくる。作業後、家庭菜園をやっているメンバーが持ってきてくれた、「マクワウリ(真桑瓜)」と「ミニトマト」が、何よりのご馳走である。
    

2018年8月9日木曜日

えっ! もう立秋ですか



 えっ! もう立秋ですか? そんなことを言いたくなる気分ですが、仮工事が終わり、再開した公園には微かに秋の気配も。気温も下界よりは2度ほど低く感じ、下のダム湖から吹き上がってくる風も爽やかに感じる。

 「クヌギ(櫟、椚)」には、もうびっしりと「ドングリ(団栗)」が ・・・。ビオトープには、「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」。あっという間に秋になるのでは ・・・。
  
   

2018年8月8日水曜日

賑わいが戻った公園



 先月の西日本大雨で丘の駐車場へのアクセス道路が、土砂崩れにより遮断され、復旧作業を急ピッチで行っていたが、仮復旧工事が終わり、再開園の運びになった。早速賑わいが戻り、お目当ての丘の流れでの水遊びを楽しむ家族連れでいっぱい。復旧が、夏休みの間に間に合ってよかった。
  

2018年8月2日木曜日

ああ、日陰が欲しい


 本日も酷暑の中の作業。先日、苗の一部が大雨で土砂とともに流された台場クヌギ再生林に土留めを設ける作業。35度を超えるこの暑さの中では、1時間が限度である。その時間でできる作業量に止め、早めに作業を終える。それにしても、日陰が欲しい。