今年は、記録的な猛暑に加え、台風ラッシュ、豪雨ラッシュの夏であった。しかし、毎週山で作業をしていると、ゆっくりではあるが、間違いなく秋モードへと移行しているのが感じ取れる。当たり前のことだが、毎年毎年同じように季節は移ろい、やがてもうすぐ秋である。
つい最近の梅雨の季節に咲いていた「ヤマボウシ(山帽子、山法師)」。ちょっとキュートな実が色づいてきた。美味しいマンゴーのような味がする。
「コナラ(小楢)」、「クヌギ(櫟、椚)」の「ドングリ(団栗)」が風に飛ばされたのか、枝ごと落ちている。よく見ると、枝の切り口が鋭いし、「殻斗(かくと)」に小さな孔が空いている。「チョッキリムシ(ハイイロチョッキリ)」 の試し斬りか。殻斗方が柔らかいので、「チョッキリムシ」は、こちらの方に孔を開け、卵を産み付けるという。もうすぐ一面の枝付きドングリが落ちているのが見られる。そして、春、小さな花をつけた「ヒサカキ(非榊)」もびっしりと実をつけている。もうすぐ、9月。早い遅いはあるが、毎年確実に季節は移ろい、すぐ全身で秋が感じられるようになる。
台風直後。山は、何も動じることはなく、秋へと時間を進めている。そんな秋間近を感じ取れるいくつかのシーン。
【 森のクラブイベントのお知らせ 】
「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&竹パン」
9月16日(日) 10:00~15:00 ワークショップ集合 (雨天実施)
参加費:300円(保険代、材料費等)
定員:20名(申し込み先着)
お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
【 新会員募集中 】
森のクラブでは会員を募集しています。
森林ボランティアをしたい方ならどなたでも結構です。
体験活動もOKですので、公園管理事務所までお問い合わせください。
0 件のコメント:
コメントを投稿