2018年3月29日木曜日

巣立ちの季節

 
 仔鹿が一心不乱に草を喰んでいる。去年生まれた仔鹿であろう。鹿の出産時期は5、6月。今年生まれる仔鹿のデビューも近い。鹿の食べる量は、1日に約3kgといわれる大食漢。採餌植物は1,000種を超えると言われている。もうしばらくすると、鹿との攻防も本格的に始まるのである。



   

2018年3月28日水曜日

一庫公園 桜づくし






 
 森林ボランティアの活動フィールドである兵庫県立「一庫公園」。市天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」群生林の整備を続けてきたが、お待ちかね「エドヒガン」をはじめとして、「ヤマザクラ(山桜)」、「オオシマザクラ(大島桜)」が、一斉に咲き出した。例年は開花の時期に時差があるのだが、厳冬が続いた後、一気に暖かくなったためか、百花繚乱、一斉に咲き誇りだした。やはり「桜」が咲かないことには ・・・。
  
 
 
  

 

2018年3月17日土曜日

鹿も気になる?桜の開花


 
 活動フィールドである「一庫公園」の桜の開花時期を調査するため、観察指定樹木へと向かう。親子連れの鹿、3頭が一昨年から市天然記念物に指定された「エドヒガン(江戸彼岸)」群を見上げている。鹿も桜の開花が気になるのだろうか? いやいや、早く美味しい若葉の方が気になっているに違いない。

 今年から、市より「地球温暖化観察員」という大層な肩書きを委託されたが、平たく言ってみれば、市内全域にある桜の開花時期を調査するためのボランティア要員である。担当のこの公園では、「エドヒガン」、「ヤマザクラ(山桜)」、それぞれ一本を調査対象木に指定し、先日、指定樹木のプレートを取り付けたばかり。観察したところ、膨らんできてはいるが、まだまだ蕾は固い。しかし、ここ数日の陽気で、開花は平年並みの3月下旬に早まったのではないだろうか。