2022年6月30日木曜日

ヤマモモを採った後はご長寿祈願のティー・パ-ティ

 



 
 
 朝からやる気を削がれるような暑さ。炎天下、日陰のない急斜面での作業は止めておこうと決める。山へ到着すると、先週はまだまだと思っていた「ヤマモモ(山桃)」が、この暑さで急速に熟し、すっかり採り頃になっているいう。しからばと思い、今日の作業?は、ヤマモモ採集。例年よりすこし小ぶりであるが、かなり熟れている。多分来週までは持たないだろうと思い、採集を始める。
  
 ブルーシートを敷き、枝を揺さぶると、雨あられのように落ちてくる。採れました、山のように ・・・。我が家では、毎年ジュースとジャムするが、「ヤマモモ」は痛みが早く、まず市場には出ないので、この時期のみの貴重なフルーツ。クラブ員たちも毎年楽しみにしていて、中にはバケツ2杯分ものヤマモモを持って帰るクラブ員も ・・・。
  
 自分たちがボランティアをしている山からの贈り物。この山は麓にダム湖があるので、農薬の類は全く使用していない。100%天然のヤマモモ・ジュースが飲める。素敵なことである。


  
 本日は3か月に一度の、誕生日を祝い、クラブ員相互に健康とご長寿を祈願するティー・パーティ。採ったばかりの「ヤマモモ」とケーキとコーヒーで乾杯。
    
追記)こんなジャムとジュースができます。




 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験。体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 

2022年6月23日木曜日

熱中症にならぬよう細心の注意を払いながら

 


   
 「熱中症警報」が出ている。準備体操をし、塩飴をなめ、「頑張らないでおこう」と申し合わせをしてから、作業に向かう。急斜面の作業はアイゼンが不可欠。鹿に破られた金網の補修、「タケニグサ(竹似草)」、「ススキ(薄)」、「ヤマウルシ(山漆)」など、「クヌギ(椚、橡)」の幼木の成長を阻害している雑草、雑木を刈る。独り立ちするにはまだ早い幼木には金網を設置したり、ポールで補強する。曇り空だったが、梅雨特有の蒸し暑さ、木陰のない斜面、水分を補給しながら、無理をせずに作業。早めに切り上げる。
  

 「アザミ(薊)」や「ノイバラ(野茨)」を避けながら腰を下ろす。これらは、はやり痛いので鹿も嫌う。しばらくは鹿だけでなく、暑さとの闘いも続く。


 

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2022年6月21日火曜日

小雨に烟る山、咲く夏椿、答えを探す子供たち

 

  
 本格的な梅雨入りで朝から小雨。一庫公園も、向かいの高代寺山も烟っている。咲き始めた「ナツツバキ(夏椿)別名;シャラノキ、シャラ/沙羅」の花が目を射る。
   

  
 そんな雨をものともせず、子供たちは、里山体験教室でウォークラリーにチャレンジ。たっぷり1時間近く森を歩いて、問題の答えを探します。例えば、「この木の名前は? 実はジャムにできます。」答えは「ヤマモモ(山桃)」。あと2週間程度で熟して食べごろになるでしょう。
  
 
 ラリーの途中、寄り道をしてこの時期ならではの特別問題を出してみました。「枝の先にぶら下がっている白い泡の塊は何でしょう?」。即座に「モリアオガエル(森青蛙)の卵」と答えた子供がいるのにびっくりしました。小学4年生です。
  
 雨の公園、雨もまた自然。屋内の学習より、また違った顔の公園が見られる。体験学習を終え、帰って子供たち。帰り道のダム湖の周りには、梅雨の花、「クマノミズキ(熊野水木)」が満開。
  



 

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2022年6月19日日曜日

父楽しむ、母楽しむ、子供も楽しむ

 


  
 今日は、森のクラブ主催の木工のイベント、「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」の日。しかも「父の日」であった。コロナの影響も少し薄れたのか、定員いっぱいのたくさんの家族がやって来た。相変わらず子供の創造力に感心する力作がたくさんできた。
   
 「父の日」です。ここが存在感の見せ所と張り切ります。父楽しむ、母楽しむ、もちろん子供も楽しんだ一日。


 

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2022年6月16日木曜日

帰って来た子供たち

 
 午前中は定例活動で台場クヌギ再生林の下草刈りを行い、午後は、兵庫県が小学校4年生を対象に行っているカリキュラム、「里山体験学習」のサポートである。去年、一昨年はコロナのため、ほとんどが中止になったので、2年ぶりである。
  
 今にも降り出しそうな梅雨空であったが、ウォークラリーの問題を解くため、園内を活発に歩き回る子供たち。やはり子供たちも自然が好き。そんな子供たちを久しぶりに見た。



  
 ビオトープには、「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊、ダム湖の周りには、「クマノミズキ(熊野水木)」が満開。14日に近畿地方も入ったという梅雨のいつもの景色。


 帰りがけに小鹿が逃げもせず、不思議そうにじっと車の方を見ていた。


【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   6月19日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
マスク着用をお願いします
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


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2022年6月10日金曜日

もっと陽の光を ・・・

 

  

 3年ほど前に炭材を調達するため、高木を伐採した「クヌギ(椚、橡)」の株。鹿の食害から守って「台場クヌギ」に育てるため、金網をかけていたが、自力で成長するだろうと見込んで、昨年、がんじがらめになっていた金網を外した。が、やはり少し早かったと見えて、ご覧のように、上部を残して食べられている。そんな株が数本あったので、再び金網を巻く。

  

 もう一つ問題が発生した。鹿の食害に遭わずに順調に成長し、金網を外したが、1年経ってみると枯れている株がいくつかある。周囲の木が陽の光を遮り、育とうとしている「クヌギ」まで陽の光が届かないのである。輪伐を行っている「台場クヌギ」の再生林では、皆伐を原則としているが、高木の場合でも、周囲の雑木を伐採して、十分に陽の光が届くようにすべきであった。これについては、枯れてしまったので、ちょっとリカバリーができない。反省点である。


 「皆伐は先人の知恵」。そう頭には入っていたのに ・・・。まだまだ現場で教えられることの多いこと。そんな我々の作業を、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」はユーモラスに見ている。


【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   6月19日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
マスク着用をお願いします
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


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2022年6月2日木曜日

明日に向かって季節も、自然も動いてゆく

 




 日本各地で真夏日だという。カンカン照り、熱中症に気を付けながらの作業である。今日で「クヌギ(椚、橡)」の切り株への金網設置作業は終えた。始めた「タケニグサ(竹似草)」の下草刈りも、花が咲くまでに終えてしまいたい。鹿に破られたり、潜られた金網の補修も待ったなし。
  

 鹿の食害により、全滅に瀕していた「台場クヌギ」の林に、2016年から苗を植え、ツリー・シェルターを被せて、守り育ててきたクヌギの幼木も、シェルターを外しても、どうやら鹿の口が届かない高さにまで成長してくれた。明日が楽しみである。
   


 「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳);右」と「キンシバイ(金糸梅);左」。よく似た黄金色の花が咲きだした。恐ろし気な名前の「マムシグサ(蝮草)」も。周遊路には「エドヒガン(江戸彼岸)」のサクランボ、種が転がって、鳥や小動物に食べられるのを待っている。


 

 今週も「テングチョウ(天狗蝶)」の大乱舞が続いているが、「ヒオドシチョウ(緋縅蝶)?」も参戦し、賑やかなこと。もう一つのビオトープに垂れ下がる「コナラ(小楢)」の枝には「モリアオガエル(森青蛙)」の真っ白な卵塊が六つも。DNAのなせる技か、誰が教えたわけでもなく、暦があるわけでもないが、明日に向かって季節も、自然も動いてゆく。
 

 しかし、「カシノナガキクイムシ」によるナラ枯れ被害に遭い、枯れて朽ちていく木もある。一時は心配したが、我々の努力の甲斐もあって、「カシノナガキクイムシ」はこの公園から撤退していった。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   6月19日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
マスク着用をお願いします
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


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