2019年3月28日木曜日

小葉の三つ葉躑躅を見ながら




  やっと咲いた「エドヒガン(江戸彼岸)」桜。花見をする暇もなく、山頂付近へ倒木処理に向かう。尾根筋には「エドヒガン」はないが、ほぼ同じ頃に咲き出す「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」が、その鮮やかな淡紫色で迎えてくれる。今日も散策路の頭上の折れ枝や倒木の処理。



 下りの路に、この山に多い「クロモジ(黒文字)」が黄緑色の花を付けだしたのに気が付く。そして「エドヒガン」の群生林へ回ると、そこではもう「天空のソナタ」が開演。やはり「エドヒガン」の清楚な美しさにに心を奪われる。

 ちょっと早めに作業を切り上げ、3ヶ月に1回行っている「ご長寿祈願ティーパーティ」。ケーキとコーヒーで今年度の無事の終了と1~3月生まれのクラブ員のご長寿を祝う。

    
    
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2019年3月27日水曜日

エドヒガン咲きました!





 
 
 待ちに待った「エドヒガン(江戸彼岸)」が咲きました。春休みとあって、大勢の方が公園を訪れていました。



「オオシマザクラ(大島桜)」、「ヤマザクラ(山桜)?」も ・・・。さあ、お花見です。

2019年3月21日木曜日

エドヒガンの開花調査


 
 今日は朝から雨模様。雨でも仕事はあるので、集まるようにしているが、お彼岸とあってか、集まったのは、いつもの半分ほどのメンバー。山での作業は中止にして、川西市の天然記念物に指定されている「エドヒガン(江戸彼岸)」桜の開花状況の観察に向かう。まだまだ蕾も小さく開花の気配はないが、よく見ると先端が色付き始めている。あと1週間ほどであろうか ・・・。



 一方、「オオシマザクラ(大島桜)」。こちらはだいぶ芽が膨らんできた。「エドヒガン」の群生する谷には、「ダンコウバイ(檀香梅)」が、黄色い花を咲かせている。

 桜の季節には今しばし ・・・。

    

   

2019年3月17日日曜日

小雨の中を ・・・

 


 朝からあいにくの小雨。今日は今年になって初めての森のクラブ主催のイベントの日。メニューはいつもの木工と竹パン。天気が悪いのでどうかなと思ったが、5家族15人が来てくれた。思い思いの木工細工に初めての竹パン。物を作る真剣な眼差し、焼けるのを今か今かと待つ眼差し。天気の悪かった分、しっかりと楽しんでくれたようだ。

 「エドヒガン(江戸彼岸)」の開花までには、あと1週間か10日ぐらいか ・・・。同じ頃に咲く「シデコブシ(四手辛夷)」の蕾も大きく膨らんできた。
   

 
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2019年3月16日土曜日

倒木を片付けると ・・・

 
 
 

  
  この日も山頂付近の倒木の処理。地表の希少植物を守るため、幾重にも重なっている倒木を処理する。すっかり片付いて陽が当たるようになった地面。開放感と達成感。そして充実感も ・・・。

2019年3月15日金曜日

桜はまだだが山にはもう春の花が ・・・


 
 今日も倒木処理のため、「アセビ(馬酔木)」が満開の尾根を山頂へと登っていく。途中、一休みする目を、可憐な「ウグイスカグラ(鶯神楽)」が和ませてくれる。



 桜と前後して、全山を彩る「コバノミツバツツジ(小葉の三つ葉躑躅)」の蕾も大きく膨らんできた。桜同様、開花が待ち遠しい。



 昨年の台風21号によって、根こそぎ倒された「ヒサカキ(非榊)」。かろうじて、わずかな根が、大地とつながっているが、小さな花をびっしりつけている。その生命力。

2019年3月14日木曜日

悠々と遊々 ・・・


 水温む麓のダム湖。バス釣りでしょうか、ボートをだして魚釣りを楽しむ人が増えている。春、悠々と遊々 ・・・。

梅は咲いたが桜はまだまだ ・・・





 市より桜の開花調査を委託されているので、いつも山の手入れウィしている公園で、今日は桜の開花調査。「ウメ(梅)」は、咲き始めているが、市天然記念物の「エドヒガン(江戸彼岸)」はまだまだ。「オオシマザクラ(大島桜)」、「ヤマザクラ(山桜)」も、つぼみは堅そう。「エドヒガン」の群生林の草地では、鹿がのんびり草を喰んでいた。

 

 梅と並んで咲き誇っているのは、むせ返るような香りをあたり一面に撒き散らしている「アセビ(馬酔木)」、そして「サンシュユ(山茱萸)」。山で一番早い春の訪れ。    



   

2019年3月7日木曜日

防災という視点からも森林ボランティアを考えてみたい





 気候は冬に少し逆戻りしたが、山頂までの残るひとつのルートを、桜の開花までに開通させようと、昨年の台風21号で被害を受けた倒木の処理に精を出す。この日は山頂付近から下る方向での作業。やはり山頂付近は、東の斜面を吹き上がってくる風が強かったようで、例外なく斜面の上方向に素直?に倒れている。しかし、その数が夥しい。観察路を遮ったり、安全を脅かす倒木はもちろん処理をするのだが、地表を一面に覆ってしまった倒木も植生の多様性を阻害するため、玉切り、枝処理をして取り除こうと決める。

 そして、写真で見てわかるように、「コナラ(小楢)」の大木、その太さの割には、根も細いし、伸びていない。この木は、2年ほど前、「カシノナガキクイムシ」による「ナラ枯れ」被害木として、対策を施した木である。しかし、この根の張り方では、とてもあの強風に持たなかっただろうと思う。

 専門家によると、『里山が放棄されてから50年。今までに経験ないほど、里山の木が高木化している。加えて異常気象、これからも倒木被害はますます増えるだろう。防災の観点からも、倒木、その流失を防ごうとすれば、高木管理から低木管理へと管理の仕方を変えざるを得ないだろう。防災という観点から、高木化しないよう、伐採して手入れをするというのは新しい視点である。』との話。

 そんな声も参考にして、新しい視点からも、森の保全、森林ボランティアのモチベーションを考えてみたい。

     

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