門松用に採った松と縁起物を炭焼き窯にも飾り、「いい菊炭が焼けるように」と願いを込めて、こちらも迎春の準備を終える。
今日は、台場クヌギの伐採。鹿の食害にあって、多くの台場クヌギが枯死してしまったので、できるだけ台場クヌギには手を付けず、残そうとしてきた。しかし、菊炭として最も手ごろな太さで美しいのは、台場クヌギの太さ10cm程度の枝。標本木用として何本か必要であるし、放っておくと、台場クヌギも高木化してしまう。台場としての特徴を活かすためにも伐る必要がある。ということで、前回は2018年に伐採したエリアから、9株ほど選んで伐採をした。太すぎず、細すぎず、ちょうどいい太さの窯木が入手できた。
作業する頭上には「イロハ紅葉」が真っ盛り。作業を終えてから、廻ってみた公園の「モミジ」のスポットをいくつか紹介します。
昔の銀銅鉱脈を手掘りした坑道跡、「間歩(まぶ)」の脇の「モミジ」。