2022年1月26日水曜日

鳥に見守られながらくどさしを終える

 


 ここ2、3日、炭焼き中の我々の周りをずっと飛びまわっている鳥がいる。まるで炭焼きに興味があるか、或いは、我々の作業を見守っているかのようだ。目の覚めるような青い羽をもつ鳥である。この鳥、一度このブログで取り上げてことがある、「イソヒヨドリ (磯鵯)」。「幸せの青い鳥」とも呼ばれているらしいが、その性質は極めて図太く、好奇心旺盛で、しかも群れずに、単独行動を好むフリーダムな性格という。ほとんど人間に警戒心を持たないので、人間のすぐそばにきて平然と佇んでいることも多いとも。もともとは「磯=岩場」の多い海岸地帯の崖地に生息する野鳥だったが、20世紀末ごろからどういう訳か、都市や内陸部に続々と進出、多くの人に目撃されている。
   
  







  
 さて、「くどさし」である。温度、煙の量、色、マッチの点火時間などから、ほぼ窯木の炭化が完了したと判断し、窯を空気と砂で完全に遮断する作業である。その炭化完了のサインの一つが、煙の色。薄い浅葱(あさぎ)色になる。「イソヒヨドリ」の羽の色を思わせる色である。ひょっとしたら好奇心の強いこの鳥、自分の羽と同じ煙の色に魅かれてやってきたのかも ・・・。
   
 予定より1日早かったが、「くどさし」を無事終え、我々はホッとして家路についたが、「イソヒヨドリ」は、煙が出なくなった炭窯の近辺をまだ飛び回っていた。
  

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2022年1月24日月曜日

火のそばに人は集まって来る





   
 朝8時からの丸一日の「窯焚き」。寒い一日だった。こんな日は、火のそばに人は集まって来る。夕方、窯木が自ら熱分解を始めたというサイン、我々が「蛇の舌」と呼んでいる炎のサインを確認して、焚口を閉鎖し、この日の炭焼き作業を終えた。午後4時半、気温3.9℃であった。
   


   

2022年1月22日土曜日

第1回目炭焼き塾の窯出しを終え、第2回目の窯入れをする

 

  
 今日は待望の第1回目炭焼き塾の「窯出し」の日。蒸らしの段階で消えかかるというアクシデントがあったので、出来栄えを心配していたが、多少焼き過ぎの傾向がみられたが、マzまずの出来であった。参加者には焼きたての菊炭と木酢液をお土産に ・・・。
  
 窯出し後、すぐに第2回目の窯入れをし、第2回目炭焼き塾が始まった。しばらくは炭焼き三昧の日が続く。


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2022年1月20日木曜日

J:COMきたる

 


  
 今日は「大寒」。22日から始まる第2回目の炭焼きの準備をする。折しも、CA-TVのJ:COMさんが炭焼きの取材と中継をしたいということで、小雪舞う中を公園に来られました。5,6分の短い時間の中継でしたが、森のクラブと炭焼きのPRができたかなと思っています。
  
 観たい方は、スマホで「ど・ろーかる」と検索して頂き、関西地区、宝塚・川西エリアを入力して、1月20日11時のニュースを開いていただければ見ることができます。
  
 番組でも言いましたが、まだ2回目の炭焼きに間に合います。興味のある方は、すぐ申し込みを!



2022年1月14日金曜日

六日目にして「くどさし」を終える

 



  
 炭焼き六日目は、思いもよらないアクシデントのため、「蒸らし」を1日延長しての、「くどさし」。炭化が十分進んだと判断し、窯を完全に遮蔽し、空気が入らないようにする。空気が入ると、せっかくできた炭は、燃えて灰になってしまうからである。「くど」とは関西で言う「おくどさん」、「竈(かまど)」のことであり、それを「鎖(さ)す」という炭焼きの最終工程である。
  
 「くどさし」の状態で、炭化、熱分解は進行しているのだが、分解が終わると、窯は徐々に冷えてゆく。10日ほど待って、窯を開き、炭を取り出す。
  
 熱分解が進行し、分解するものがなくなってきて、煙がうっすらと「浅葱(あさぎ)色」になり、煙道温度が300℃近くなると、「くどさし」のタイミングである。あとは窯が冷えるのを待つだけ。出来栄えは天のみぞ知る。できることは何もない。


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11月からは菊炭の材料となるクヌギの伐採が始まります。
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2022年1月12日水曜日

炭焼き五日目は雪の一日

 


  
 昨日は雨。今日は朝から雪。道路に積もりはしなかったが、結構激しく降る時間もあった。温度計測以外は、外へ出ず、暖房の効いたワークショップに籠り、得られたデータの分析をし、「くどさし」の時期を決め、そこに至る温度上昇の推定をする。「くどさし」を明日に延期することを決定し解散。
  
 雪にめげずに咲く「サザンカ(山茶花)」が鮮やか。
  
 2回目の炭焼き体験塾、定員にまだ余裕があります。




2022年1月11日火曜日

炭焼き四日目は雨の一日


 
 炭焼き四日目は、朝から冷たい雨のなかで「蒸らし」の一日。昨日のトラブルは解消し、煙突からは白い煙が勢いよく出ている。窯木の熱分解が再開された証拠。雨なので、外でする仕事も、1時間ごとの温度チェック以外はなく、来園者もまったくない。コーヒーを沸かし、仲間の一人が持ってきたラジカセで、サザンを聴いて過ごした。
   
  


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2022年1月10日月曜日

炭焼き3日目はトラブルで始まる

 




  
 1日目の窯入れ、2日目の窯焚き、窯の遮蔽を順調に終えたと思ったら、3日目、まさかのトラブルである。朝、公園に着いたら、煙突から煙が出ていない。あわてて温度を確かめたら、窯の天井で125℃、何らかの理由で、窯木の熱分解が進んでいないのだ。わずかに煙が出ているので、完全に熱分解がストップしたわけではない。その可能性は認識していたが、10年以上炭焼きをやってきて、いまだ経験したことのないトラブルである。
  


 すぐに空気調節口を全開にし、ブロアで空気を送り込む。徐々に温度が上昇を始め、窯木の自己熱分解が再び始まった。トラブルは一応解消、一安心である。多分原因は、窯木が自己熱分解する温度に十分に達していないのに、薪を取り除き、窯を遮蔽してしまったのだろう。
   
 こんなトラブルがあるから、それに対応する対処方法やトラブルを起こさないためのマニュアルも確立する。トラブルに学んで技術がアップするのだから、ある意味で「トラブルもまた楽し」である。



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2022年1月6日木曜日

炭焼き準備完了

 





 今日は、炭焼き準備で大忙し。昨日に続き、炭窯を乾燥させ、昨年より使い始め、3K対策として効果があった軽量セメント板製の熱遮蔽板の点検。それを炭窯に固定する粘土の採取と篩がけ。そんな複数の仕事をみんなで分担してこなす。

 



 
 タンクに溜まった水や木酢液を空にし、あらたに木酢液を回収する準備をする。回収装置の特にチューブやパイプ部にタールが詰まっていないかを、入念にチェックする。案の定、10年近くメンテしていなかったパイプのエルボウ部に、ぎっしりとタールが詰まっている。これではタンクに流れずに、排煙口に溢れてしまう。分解してこのタールを取り除くのが、ひと苦労。
  


  
 炭焼き前後を比較するデータをとるための標本木を10本選定し、タグをつけるのも重要な仕事。この標本木のデータによって、いろいろな知見が得られた。
   

  
 さあ、準備万端整った。8日(土)から始まる第1回炭焼き体験塾の初日、「窯入れ」を待つだけ。何回経験しても、期待に胸が躍る。





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