2021年5月27日木曜日

朝から土砂降りの雨です

 


  
 今日は朝から本降りの雨。残念ながら山での作業は中止。雨に濡れる「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」。「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊は6個を数えた。




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2021年5月22日土曜日

新芽の成長を見届ける


  
 雨で「タケニグサ(竹似草)」を下刈りする作業は中止になったが、もう一つの大事なことは、鹿の食害から、「クヌギ(椚、橡)」の若芽を守るために、先週、先々週と行った金網の設置作業の効果を見届けること。若芽は、このわずか1週間、2週間の間にずいぶんと成長していた。あらためて「クヌギ」の強い繁殖力に感心する。このまま、鹿の食害に遭わずに、10年後の立派な「台場クヌギ」への成長を期待。



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2021年5月21日金曜日

雨の公園を楽しむ(2)

 


  
 梅雨の時期、公園における自然界の最大のイベントは、「モリアオガエル(森青蛙)」の産卵だろう。普通、「カエル」は水中に産卵するものがほとんどだが、通常森で暮らす「モリアオガエル」は、この時期は水辺にきて、水面上にせり出して咲く「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の枝などに、粘液を泡立てて作るで包まれた卵塊を産みつける。直径10-15 cmほどの泡の塊の中には、黄白色の卵が300-800個ほど産みつけられるという。先週今年初めての卵塊を見たが、今週は6個に増えていた。
  
 最大の天敵は「イモリ」で、「イモリ」は、幼生が泡巣から落下する時に、その真下で待ちかまえていて、落ちてくる「オタマジャクシ」をパクパクと食べるという。自然は不思議で、残酷でもある。兵庫県では「モリアオガエル」を、レッドリスト、絶滅危惧II類(VU)に指定している。
   


  
 今年からのプロジェクト、「オオムラサキ(大紫)」を羽化させ、森に放つために作られた飼育ケージの中で、幼虫が育っていました。体長、5㎝くらいの緑色の幼虫、「越冬幼虫」でしょうか、天敵の鳥などから身を守るため、登った「エノキ(榎)」の木にはりついて、じっとしている。夏、6月下旬頃から羽化が始まるという。この山に野生の「オオムラサキ」は生息しているが、私は10年ほど前に一度見たきり。これは楽しみ。枝の上の方でじっとしているため、顔は見ることはできなかったが、幼虫は芋虫のような体とは打って変わって、下の写真(NETより拝借)のような可愛い顔をしているようです。
 



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2021年5月20日木曜日

雨の公園を楽しむ(1)

  
 本格的な梅雨入りか ・・・。雨のため、今日の山作業は中止。ワークショップ、炭小屋の整理整頓を行い、早めの解散。全く人影の見えない公園、鳥のさえずりしか聞こえない公園を回ってみる。いまが盛りの花は、やはり「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」。ミズキ科の落葉高木で、そのユーモラスな形の花びら(花に見える部分は苞(ほう)で、葉が変化したもの)や、軽やかでリズミカルな咲き方が実に面白い。9月ころに小さな実をつけるが、十分に熟したら、生でもジャムにしても食べることができ、マンゴーみたいな味がする。


  
 同じころに釣鐘状の白い花を下向きにつけて咲くのが、「エゴノキ」。果実を口に入れると喉や舌を刺激して、「えぐい」ことに由来する名だという。 果皮に有毒なサポニンを多く含むので、むかしの悪童どもは、川に流して魚を取ったと聞く。
  

  
 この公園で一番大きな葉を持つ木は、「ホウノキ(朴の木)」。枝の先端に開いた葉の真ん中に孤高の白い大きな花を咲かせる。
  

  
 沢筋に咲くのは「ウツギ(空木)」。別名、「ウノハナ」。枝の髄が中空のため、また卯月(うづき/陰暦4月)に花が咲くからその名がついたといわれる。
  
 「♪ 卯の花の におう垣根に ホトトギス はやも来鳴きて ・・・♪」。そんな歌を思い出す。
   
 雨の公園、雨なら雨で楽しめる。
   


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2021年5月14日金曜日

自然の不思議が見られるビオトープで

 

  
 梅雨前線が停滞し梅雨入りが近いと報じられているが、自然は事前にそれを察知しているようだ。ネイチャーセンター裏のビオトープ、なんの蛙の子かわからないが、無数のオタマジャクシが元気よく泳いでいる。そして、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」が咲きだし、池にせり出した枝には、今年初の「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊が ・・・。梅雨が近づくにつれ、次々と卵塊が枝に産み付けられる。どうしてこんなところに卵を産むのか、自然って本当に不思議で、よくできている。



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2021年5月13日木曜日

新芽を守る網掛けを終える

 





  
 先週に続いての作業は、昨年伐採した台場クヌギ、クヌギの高木の株に、鹿から新芽を守るための網をかける作業。一部はもう鹿に食べられていたものの、どうにか網掛け作業は完了した。
 
  
 陽当たりのいい再生林には、「タケニグサ(竹似草)」が繁茂している。花が咲く前に、下刈りをして、駆除する必要がある。来週はこの作業。
   

 ネイチャーセンター前の「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の花が咲き始めた。



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2021年5月9日日曜日

森のクラブ5月のイベント中止のお知らせ

 


            【 森のクラブイベント中止のお知らせ 】

 
 5月16日(日)に予定していましたイベント、

「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」は、

緊急事態宣言の延長に伴い、

やむをえず、開催を中止いたします。
 


2021年5月6日木曜日

新緑の中で

 







  
 緊急事態宣言下のGWも終わり、再び「森のクラブ」のボランティア作業開始です。昨年伐採したクヌギの高木、新芽が出てきました。この新芽、鹿の大好物だから厄介です。おまけに日に3㎏は食べるという大食漢で、コロナ禍でも自粛してくれません。台場クヌギの新芽を片っ端から鹿に食べられ、あるエリアは、結局、全滅、枯死してしまったという苦い経験から、新芽が出始めるこの時期に、高木の切り株、一本一本に金網を巻いて保護するという作業をしています。手間ですが、結局、新芽を鹿から守るのは、この方法が一番。
  
 切り株の周りにポールを立て、金網を巻いて、結束バンドで固定していきます。下から首を入れないように閉じ、また伸びた枝を引っ張られないよう高さも確保して設置をします。 この日は、足場のいい場所での作業なので、作業も捗りますが、急斜面の台場クヌギだと、結構大変な作業です。この日は6本ほどの切り株に網を巻くことができました。
  

  
  
 少し汗ばむほどですが、目にやさしい新緑とさわやかな空気の中での作業。「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、一つ葉田子)」、別名「ナンジャモンジャ」と「サワフタギ(沢蓋木)」が満開、多くの虫たちが群がっていました。



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