3年ほど前に炭材を調達するため、高木を伐採した「クヌギ(椚、橡)」の株。鹿の食害から守って「台場クヌギ」に育てるため、金網をかけていたが、自力で成長するだろうと見込んで、昨年、がんじがらめになっていた金網を外した。が、やはり少し早かったと見えて、ご覧のように、上部を残して食べられている。そんな株が数本あったので、再び金網を巻く。
もう一つ問題が発生した。鹿の食害に遭わずに順調に成長し、金網を外したが、1年経ってみると枯れている株がいくつかある。周囲の木が陽の光を遮り、育とうとしている「クヌギ」まで陽の光が届かないのである。輪伐を行っている「台場クヌギ」の再生林では、皆伐を原則としているが、高木の場合でも、周囲の雑木を伐採して、十分に陽の光が届くようにすべきであった。これについては、枯れてしまったので、ちょっとリカバリーができない。反省点である。
「皆伐は先人の知恵」。そう頭には入っていたのに ・・・。まだまだ現場で教えられることの多いこと。そんな我々の作業を、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」はユーモラスに見ている。
【 森のクラブイベントのお知らせ 】
「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」
6月19日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合 (雨天実施)
参加費:200円(保険代、材料費等)
定員:20名(申し込み先着)
マスク着用をお願いします
お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
【 新会員募集中 】
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。
作業体験。体験入会も受け付けています。
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
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