2021年1月10日日曜日

ひたすらに薪を焚き、窯の温度を上げる一日

 


 気温-5℃。今朝も寒い一日の始まり。炭焼き二日目は「窯焚き」の日。8時半に窯焚きを開始。8時間ほどただひたすらに薪を焚いて熱風を送り込み、窯木が自分で熱分解を始める500~600℃まで窯の温度を高める。美しい炎の色に魅せられながらもひたすらに薪を焚く。

 だいぶ前から、炭焼き工程における温度管理を数値化、見える化するために、デジタル温度計で目視の状態と合わせて計測しているが、今年からは夜間の温度変化も計測するようにトライを始めた。

 時間の合間には、達人による鉞(まさかり)の一刀薪割りもあり、なにをやっているんだろうと、寒さにもかかわらず、休日とあって集まってきた来園者も「炭焼き」に興味津々。

 目標の温度に達したと判断し、午後4時に窯口を封鎖した。昨年までは封鎖するのに、粘土でレンガを積んでいたが、高温直近下での3K作業、今年は耐熱の石膏ボードに変えて、その作業の軽減化を図ったのだが、目下のところ目論見どおりに事は運んでいるようだ。こんな改善・工夫も楽しみながら、炭焼きを楽しんでいる。



【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。

森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 




0 件のコメント:

コメントを投稿