2025年6月26日木曜日

朝は豪雨だったが ・・・

 


  
 朝起きた時は豪雨だったが、公園に向かう時は殆ど小雨。森に入っての間伐作業は中止にして、クヌギを鹿から保護している金網のチェックと補修を行う。伸びてきた枝を口で咥えて引きずりおろす。そんな被害がいくつか見られたので、枝を伐って鹿が届かないようにしたり、金網を継ぎ足すなどの補修作業を行いました。



  
 「シャラノキ(沙羅の木)」とも呼ばれる「ナツツバキ(夏椿)」が満開、ビオトープの「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊は5個を数えました。来週には「ヤマモモ(山桃)」の実が採り頃になりそうです。
 
 
 ワークショップに戻ってこの3か月、誕生日を迎えた仲間の更なるご長寿を祈念して、コーヒーとケーキでささやかなるティーパーティ。



【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

通常時の作業体験、体験入会も受け付けています。

原則、木曜日の9:30から昼までの午前中の作業です。
詳しい日程、注意事項などは
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  


2025年6月21日土曜日

寄ってくるかな?

 


 「バードコール/birdcall」を作ってみた。木にねじ込んだネジを回すと鳥の鳴き声のような音が出るので、「バードコール」と呼ばれている。森の中で使ってみると、鳥が寄ってくるという。7月に子供たちを中心に行われる環境イベントに参加するための試作。去年まではこのイベントは秋に行われ、「ドングリコマ」などの「どんぐり細工」で参加していたが、今年の開催は夏、「ドングリ」がないので何か別なものをと考えて、木の枝とボルトネジ1本という材料で簡単に作れる「バードコール」を選んでみた。

 材料は5~10cmに切った木の枝、やわらかい木よりも比較的硬い木、カシ、ヤマザクラ、コナラ、ナラ、ヒサカキなどのほうが適している。ねじ込むための「丸かんネジ(太さ5~6mm、長さ30~50mm程度)」(丸カンボルト、アイボルトなどとも呼ばれる)。ホームセンターなどで入手できる。それに、木に穴を開けるための電動ドリル、ドリルの刃が必要である。ドリルの刃は、ネジの太さより0.5ミリ小さい径のものを使う。

 作り方は、

1)木の真ん中にドリルで穴あける。

2)穴にネジをねじ込む。<br>

3)ネジを入れたり、出したりをくり返すと、少しすこ ずつ音が出てくる。<br>

 木片とネジをこすり合わせるように回わすと、簡単に音が鳴ります。回転の速さや、力加減を変えてみると、音色にも変化がでてきます。

 ちょっと早いが、夏休みの工作としてもいいかも。<br>

 早速、公園の森で鳴らしてみた。呼応するように、野鳥の鳴き声が聞こえてきた。効果てきめんである。



 「オオムラサキ(大紫)」の羽化も最盛期。



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2025年6月19日木曜日

連日の猛暑日にもめげずに ・・・




  

 梅雨の合間のカンカン照り。連日の猛暑日。水曜日は、地元の小学校4年生の里山体験教室があり、しかも午前、午後の2校のダブルヘッダー。両方とも80人を超える子供たちの里山の学びのお手伝い。もちろん野外での活動である。塩飴、お茶、ファン付きベストなどで熱中症対策は万全にしたものの、全開の子供たちのパワーに押され、ダブルヘッダーはさすがに堪える。


 
 そして翌日の木曜日の今日は、定例活動。伐採した台場クヌギの網掛けや幼木の植樹などの活動に時間を取られたので、3か月ぶりの頂上である。標高350m程度の山なれど、下界にくらべ、やはりすこし空気がひんやり感じる。来週以降の間伐をする木を確認して、早々に下山する。



 今、ダム湖の周辺は、「クマノミズキ(熊野水木)」が満開。



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2025年6月15日日曜日

お父さんが頑張りました

 



 6月の第3日曜日は毎年、森林ボランティアクラブ主催の木工細工イベントの日。そしてこの日は「父の日」でもある。今日も数組かの親子連れが来ましたが、やはりお父さんが、ここぞとばかり大活躍でした。



  
 生き物の活動も活発になっています。ビオトープでは「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊が4個確認され、飼育ケージの「オオムラサキ(大紫)」も蛹から羽化して、立派な蝶になっていました。



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2025年6月12日木曜日

最後の5本を植える

 


 近畿地方も梅雨入り。今にも降り出しそうな空模様。今日の作業は、クヌギの幼木、最後の5本を植える。大雨に備えて、炭窯周囲の側溝の清掃。



 
 「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊。「オオムラサキ(大紫)」は蛹(サナギ)に。「ノイチゴ(野苺)」は真っ赤な実をつけている。
     

  
 「キンシバイ(金糸梅)」、「ビヨウヤナギ(未央柳・美容柳)」も満開。



【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   6月15日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:30名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


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2025年6月6日金曜日

環境保全功労者表彰を頂きました

 



 6月5日、「兵庫県環境保全功労者」ということで「ひとくら森のクラブ」が、知事表彰され、服部副知事より表彰状と記念品を手渡していただきました。

 思えば、以前に所属していたクラブを離れ、森林ボランティアクラブ「ひとくら森のクラブ」を立ち上げたのが、2012年3月。以来、13年間、県立一庫公園の森の環境保全活動に携わってきました。

 その間、台風による多数の倒木の発生、ナラ枯れの被害、鹿の食害による台場クヌギの枯死、炭材の入手難など色々な問題が発生しましたが、クラブ員全員の協力、管理事務所、北摂里山博物館運営協議会など、多くの皆さんの御支援も頂き、台場クヌギの森を中心とした里山景観の復活にも目途がつき、また手探りで始めた「菊炭焼き」もほぼ満足がゆく炭が焼けるとともに、マニュアルも完成し、誰が焼いても菊炭が焼け、後世に技術を伝承していくことができるようになったと思います。あらためてご協力、ご支援いただいた皆さんに感謝申し上げます。


【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   6月15日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:30名(申し込み先着)
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


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2025年5月29日木曜日

本格的な梅雨の前に終えようと

 




  
 本格的に梅雨が始まるまでに「クヌギ」苗の植樹を終えようと、今週も職業体験カリキュラム、「トライやるウィーク」で公園に来ていた中学生5人と35本の植樹を実施。

 「タケニグサ(竹似草)」の下草刈りをしてから、「台場クヌギ」再生林の斜面の土を掘り、腐葉土と一緒に苗を植え、ツリーシェルターを被せていきます。


 一休みする眼下には、シェルターの上に葉を覗かせる去年植樹した苗、台場クヌギ、新緑の公園が広がる。


 「モリアオガエル(森青蛙)」の産卵活動も活発になってきた。



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2025年5月23日金曜日

一庫公園・初夏の花だより

 





  
 この時期、満開になる花は、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」に「エゴノキ」。いずれも真っ白い花で遠くからでもよく目立ちます。上を向いてユーモラスにリズミカルに開ている花が「ヤマボウシ」、うつむいて下向きに開いているのが「エゴノキ」。「エゴノキ」の下には花びらの絨毯ができます。並んで咲いている場所も ・・・。







 白くて清楚な「ウツギ(空木)」、ほとんどが萎れているが、まだ大きな花弁を開いて咲いている、孤高の花「ホウノキ(朴ノ木)」。毒性があるので鹿も食べない「ラベンダー」、梅雨までには散ってしまうので、「栗花落(つゆおち)」との別名もある「クリ(栗)」の花。地味であまり気に留めないが、よく見ると釣鐘型の可愛い花、「カキ(柿)」。ちゃんと柿色をしています。




 ビオトープに垂れ下がって咲く「ヤマボウシ」の枝先にある真っ白で大きな卵塊は「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊。川西市より天然記念物に指定されています。
  
 満開の「エゴノキ」の下の飼育ケージでは、「オオムラサキ(大紫)」の幼虫が「エノキ(榎)」の葉を一生懸命に ・・・。あと一月もすれば「サナギ(蛹)」から羽化して立派な蝶に ・・・。

 この後、梅雨の時期には、「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)」、「キンシバイ(金糸梅)」が満開に ・・・。一庫公園、初夏でも梅雨でも楽しめます。



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