2024年1月12日金曜日

フィールド・パビリオン・ツアーのためダッチ・オーブンでベビー菊炭を焼いてみた

 

  
 ダッチ・オーブンで「菊炭」を焼いてみた。事の発端は、2025年に開催が予定されれている「EXPO 2025 大阪・関西万博」である。兵庫県では、地域の方々が主体となって発信し、多くの人に来て、見て、学び、体験していただく取組として、地域の「活動の現場そのもの(フィールド)」を、「ひょうごフィールドパビリオン」として体験してもらうことを計画している。その「SDGs体験型地域プログラム」の一つとして、我々が地域の文化として伝承を続けている「菊炭」を発信できないかというのが始まりである。

 今現在も「菊炭」焼いている途中であるが、窯木を準備するのに2カ月、実際に窯木を入れて、菊炭が焼き上がるのに2週間という日数が必要であり、とても1日で速成体験するのは無理である。そこで思い出したのが、ダッチ・オーブンで炭が焼けるという話。それならば、条件さえ整えば、「菊炭」も短時間で焼けるのではと考えた。「案ずるより産むが易し」である。この炭焼きの期間を使ってトライしてみた。
   





  
 とりあえずやってみようということで、ダッチ・オーブンの中に、当てずっぽうではあるが、直径3.5㎝、4.5㎝、長さ10㎝、5㎝、3㎝に切った「クヌギ(橡、櫟)」の枝を15個ほど入れ、周辺を「もみ殻」で埋めて、火にかけてみた。2時間ほど経つと蓋の合わせ目から、煙(可燃性ガス)が発生し、やがてその煙に燃えだした。全く本番の炭焼きと同じ現象、プロセスである。4時間で、熱分解する成分が無くなり、煙も出なくなった。すなわち炭化が完了したのである。蓋を開けてみると、びっくりするほどきれいな「ベビー菊炭」が焼けていた。やってみるもんですね。
  
 一応、簡単ではあるが、短時間で、炭焼きの原理、工程が体験できるのである。これで「一庫公園で菊炭を焼く」という「フィールドパビリオン」のプログラムに目途がついた。



                       【 2023年度炭焼き募集 】

2回目は、まだ募集定員に余裕があるようですので、ぜひご参加ください


                                                      


   

2024年1月11日木曜日

一番咲きは馬酔木

 

  
 急がずにじっくりと自然に任せて「菊炭」に焼き上がるのを待つ。温度計測をし、煙を見て順調に「炭焼き」が進行するのを見守る。「蒸らし」の作業の他にはこれと言ってすることがない。世間話に花が咲く。私は、公園をウォーキング。たった一株、咲いている「アセビ(馬酔木)」を見つけた。一番咲きである。「ミツマタ(三叉)」の蕾は膨らんでいるが、開花まではもうしばらくのようだ。
   


                       【 2023年度炭焼き募集 】

まだ募集定員に余裕があるようですので、ぜひご参加ください


                                                      



2024年1月10日水曜日

炭を焼きながら子供たちと遊ぶ

 

 1月6日から始まった第1回目の炭焼き塾。今日、「くどさし」を無事終え、あとは20日の「窯出し」を待つばかり。7日の日曜日は冬休みもあと1日とあって、子供たちにはいろいろな遊びを用意しました。火吹き竹を作って、火熾し遊び。そして薪割、鋸体験も。

 
 七輪でお餅も焼いてみます。公園を散策し、集めた葉っぱや松ぼっくり、枝などで飾り炭を作ってみます。本番の炭焼きと全く同じ原理です。



 窯の中の温度が600℃を超え、浅葱色の煙で炭化がほぼ完了したことを確認し、窯を砂で覆う「くどさし」を完了。「窯出し」を迎えるまでのしばらくの間、炭窯の周辺も静かになります。


                       【 2023年度炭焼き募集 】

まだ募集定員に余裕があるようですので、ぜひご参加ください


                                                      



2024年1月6日土曜日

さあ、始まりました。炭焼き初日です。

  
 さあ、始まりました。炭焼き体験塾初日です。今回、コロナ明けということもあって、子供さんをいれて16名の方の参加がありました。安全と炭焼きの成功を祈って、神事からの幕開けです。炭焼きの歴史、原理、体験塾の作業などのプレゼンをして、窯入れ作業へと移ります。





  
 ほぼ2時間かけて窯入れを終えました。入った窯木は660本、バイタは94束、藁は12束でした。トタン板で窯木と焚口とを分け、予備乾燥をして今日の作業は終了です。予備乾燥の点火は古式に則り、火打石と火打ち金を使って発火させます。なかなか発火せずにちょっとひやひやしましたが、無事発火し、点火。拍手と歓声を頂きました。

 明日は窯炊き、8時間以上かけて薪を燃やし、窯内の温度を窯木が自己熱分解を始める温度、5~600度まで上げます。我々クラブ員は早朝7時30分の点火予定。さあ、起きられるかな?



2024年1月5日金曜日

火口(ほぐち)を作って火熾しの準備をする

 

  
 さて明日からは第1回目の炭焼きが始まります。定員の15人に達する参加者の申し込みがありました。今日もそのための準備。気合が入ります。昨日に続いて炭窯の乾燥、道具の点検、煙突の補修などを行いました。

 参加者にいつも驚きの声が上がるのが、火打石と火打金による火熾しです。窯木を窯内に詰め込んだあと、予備乾燥の火は、古式に則り、火打石と火打金によって熾します。

 火花を受け、発火させる「火口(ほぐち)」の準備しました。晒し木綿を切って、缶に入れ、火で蒸し焼きにする、すなわち、晒し木綿の炭を作るわけです。



 「火打石」による発火の原理は、逆でもいいが、「火打石」を「火打ち金」に打ち付けることによって剥がれた鉄片が火花となり、それが「火口」に移り、発火を得るものです。まず「火打石」。材質としては玉髄、チャート、石英、ジャスパー、サヌカイト、黒曜石などが適しているという。市内の場所で採集してきた「チャート」を使います。その近くに「火打」という地名があるので、何か関係があるのかも知れない。
  
 「火打ち金」、焼の入った鋼鉄ならば何でもいいが、写真右の不要になった金鋸の歯を折って重ね、握りやすく使い勝手のいいように木で挟んで固定した自作の「火打ち金」を使います。左はNETで購入した「火打ち金」。伊勢神宮、熱田神宮などの門前でも手に入れらるようです。

 日本における「火打石」の歴史は古く、「古事記」において、「倭建命(やまとたけるのみこと)」が叔母の「倭媛(やまとひめ)」から授かった袋に入った火打道具を用いて、富士の裾野で襲い来る敵から難を逃れた話がよく知られ、また「養老律令軍防令」においては、兵士50人ごとに「火鑽(ひうち)」1具と「熟艾(やいぐさ)」と呼ばれるモグサなどで作った火口1斤の携帯を義務付けたという記述があるという。(Wikipediaによる)

 そんな故事に基づく発火、いつもその瞬間は歓声が上がります。






2024年1月4日木曜日

活動開始は安全祈願から

 


 
 1月4日。今年の活動開始である。コアな活動メンバー13人のうち12人が揃う。新年の挨拶、準備体操をすませ、知明山頂上へ登って、6日から始まる炭焼き、今年一年の活動の安全を祈願する。曇り空ながら、頂上付近から望むダム湖、川西市、大阪方面、清々しく感じられた。



 1年間使っていなかったので、雨などで窯を形作る土は水分を含み、湿っている。年間何十回も炭を焼くプロの炭焼き師は、最初の窯は「捨て窯」といって、炭の出来栄えより乾燥させることを重視していると聞くが、たった2回しか行わない我々には、「捨て窯」はできないので、炭焼きを成功させ、美しい菊炭を焼き上げるためには、本番前に窯を炭火で乾燥させるこの作業は、ぜひとも必要な作業である。明日も準備を抜かりなく行い、6日からの本番に備える。


                       【 2023年度炭焼き募集 】


                                                      




2024年1月1日月曜日

新年あけましておめでとうございます

 


新年明けましておめでとうございます


 1月6日から第一回炭焼きが始まります。どんな炭が焼けるか今から楽しみ。2回目の炭焼きはまだ定員に余裕があるようです。是非ご参加を ・・・・。


                       【 2023年度炭焼き募集 】


                                                      





2023年12月28日木曜日

今年最後の活動日を炭焼き準備で終える

 









  
 今年最後の活動日の今日は、年明け6日から始まる炭焼きの準備。第一回は定員に達したようで、15名の参加申し込みがあったようです。この準備作業を漏れなく、抜かりなくしておかないと、本番で手順に狂いが生じたり、なにより、炭の出来栄えに影響します。
  
 一昨年から使い始めた焚口に使う遮蔽板の改良バージョンを作ったり、炭焼きのデータを取る標準木の選定やタグ付け、煙突のタール落としと詰まりの除去。今回はホースも取り替えました。
  
 遮蔽板を固定するための粘土も採取して、篩(ふるい)にかけます。温度データなどを測定のための計測器類のチェック、治具の補修、データを記入するための記録用紙も揃っているかどうか確認します。

 こんな仕事を終え、今日は3か月に一度のご長寿祈願ティーパーティ。今年一年の無事故、ご苦労を感謝するとともに、来年の炭焼きの方針、年明けの仕事の段取りなどを確認して解散。

 よいお年を ・・・・・。






   
   


2023年12月24日日曜日

超簡単!プランターでミニ門松を作る

 

 今日は、森のクラブ主催の人気イベント、「超簡単!プランターでミニ門松を作る」の日。例年そうなのだが、人気が高く、募集開始からすぐに予約で一杯になってしまう。今年も20セット、そうそうに一杯となってしまった。40人を超える家族連れが、今季一番と言われる寒さの中をやってきました。







  
 看板に偽りなし。超簡単。先日採取して先端を尖らせてある竹を3本選びます。プランターとバランスの良い長さに伐り揃え、テープと針金で括ります。プランターに立て、周囲を竹の切れ端で埋め、固定します。あとは、松を差し込み、形を整え、ウラジロを末広がり、八の字なるように差し込みます。正月飾りを付けたら完成。
  
 慣れた人なら30分、初めての人でも1時間もあれば、完成します。

 私の分は、材料だけを貰って年内に作るとします。


                       【 2023年度炭焼き募集 】

          12月2日より募集しています。もうすぐです。