2025年5月29日木曜日

本格的な梅雨の前に終えようと

 




  
 本格的に梅雨が始まるまでに「クヌギ」苗の植樹を終えようと、今週も職業体験カリキュラム、「トライやるウィーク」で公園に来ていた中学生5人と35本の植樹を実施。

 「タケニグサ(竹似草)」の下草刈りをしてから、「台場クヌギ」再生林の斜面の土を掘り、腐葉土と一緒に苗を植え、ツリーシェルターを被せていきます。


 一休みする眼下には、シェルターの上に葉を覗かせる去年植樹した苗、台場クヌギ、新緑の公園が広がる。


 「モリアオガエル(森青蛙)」の産卵活動も活発になってきた。



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森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

通常時の作業体験、体験入会も受け付けています。

原則、木曜日の9:30から昼までの午前中の作業です。
詳しい日程、注意事項などは
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  





2025年5月23日金曜日

一庫公園・初夏の花だより

 





  
 この時期、満開になる花は、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」に「エゴノキ」。いずれも真っ白い花で遠くからでもよく目立ちます。上を向いてユーモラスにリズミカルに開ている花が「ヤマボウシ」、うつむいて下向きに開いているのが「エゴノキ」。「エゴノキ」の下には花びらの絨毯ができます。並んで咲いている場所も ・・・。







 白くて清楚な「ウツギ(空木)」、ほとんどが萎れているが、まだ大きな花弁を開いて咲いている、孤高の花「ホウノキ(朴ノ木)」。毒性があるので鹿も食べない「ラベンダー」、梅雨までには散ってしまうので、「栗花落(つゆおち)」との別名もある「クリ(栗)」の花。地味であまり気に留めないが、よく見ると釣鐘型の可愛い花、「カキ(柿)」。ちゃんと柿色をしています。




 ビオトープに垂れ下がって咲く「ヤマボウシ」の枝先にある真っ白で大きな卵塊は「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊。川西市より天然記念物に指定されています。
  
 満開の「エゴノキ」の下の飼育ケージでは、「オオムラサキ(大紫)」の幼虫が「エノキ(榎)」の葉を一生懸命に ・・・。あと一月もすれば「サナギ(蛹)」から羽化して立派な蝶に ・・・。

 この後、梅雨の時期には、「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)」、「キンシバイ(金糸梅)」が満開に ・・・。一庫公園、初夏でも梅雨でも楽しめます。



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2025年5月22日木曜日

中学生の手も借りて苗を植える

 



  
 熱中症への警戒をしながらの今日の山作業は、「クヌギ(椚、櫟)」の苗の植樹。鹿の食害に遭い、枯れてしまった「台場クヌギ」の林を復活させるための取り組みです。2016年から3年間にわたって約300本の苗を植樹し、立派に育ったので、去年は約100本、今年も約100本の植樹を計画し、今日はその初日で、35本の苗を植樹しました。

 折しも、兵庫県が中学2年生への職業体験カリキュラムとして行っている「トライやるウィーク」で公園に来ていた中学生5人の手も借りての作業。斜面に穴を掘って、腐葉土と一緒に苗を植え、鹿から守るための、ツリーシェルターを被せます。



 昨年植えた苗は、シェルターの頭から葉を覗かせるほど、順調に育っています。そして昨年から育てている実生苗、「野鼠」の被害には逢ったが、生き残った苗は順調に育っている、来年、再来年には山に返してあげられるかな。


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2025年5月15日木曜日

必死の ・・・

 

 
 予定より1週間早く網掛け作業が終わったので、ちゃんとネットや網が鹿を防いでいるのかのチェック。案の定、枝を噛んで喰いちぎったり、網を引き下ろしたり、ネットを破ったり、鹿も必死です。他に山ほど食料になる植物があるのに、大好物のクヌギの若葉や枝を狙って来ています。こちらも食べられまいと必死で網やネットの補修・補強を繰り返します。これからもいたちごっこの必死の攻防が続きます。


 来週から始めるクヌギ苗の植樹に備え、大きくなり出した「タケニグサ(竹似草)」の下草刈りも ・・・。


 そんなことはどこ吹く風と、今年も「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」の花が上を向いてユーモラスにリズミカルに咲きだしました。初夏の花です。


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2025年5月8日木曜日

予定より1週間早く網掛けを終える

 

 

 予定より予定より1週間早く、伐採した「台場クヌギ」の株への網掛けを終えた。翌々週からは「トライやるウィーク」で訪れる中学生と一緒にクヌギの幼木、約100本の植樹を始める予定である。

  

 一番上は「コナラ(小楢)」の新芽。鹿に食べられてはいない。その次が鹿に食べられている「クヌギ(椚、櫟)」の新芽。同じ場所にありながら、「コナラ」は食べられていないという鹿のグルメぶり ・・・。満開の「モチツツジ(黐躑躅)」に囲まれながら、今年最後の網掛け作業を行う。

 昨年植樹した「クヌギ」の幼木は順調に育っている。網掛けをした「台場クヌギ」の成育も順調。今年植樹予定の「クヌギ」の幼木が数年後に順調に育てば、鹿の食害で壊滅的な被害を受けた後、2016年(平成28年)からとり組んできた「台場クヌギ再生林」がほぼ戻り、伝統的な里山景観が復活する。


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2025年5月7日水曜日

推理は外れたが一安心

 


 「クヌギ(椚、櫟)」の幼木を育てるための「ドングリ」が、半分ほどごっそり掘り出されてしまった。現場は、フェンスで核まれたバックヤード、身軽にフェンスを乗り越えられ、器用に「ドングリ」だけを掘り出しているその手口から、犯人は、「リス」の可能性が高いと推理したのだが(3/14「犯人は誰だ」)、犯人が分かりました。大きな「ノネズミ(野鼠)」がバックヤードで死んでいたそうです。(写真はNETより拝借)



 推理は外れた、ひとまず安心と言うところか ・・・。


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2025年5月4日日曜日

雨上がりの一庫公園で新緑をたのしむ(番外編)

 


  
 夜から午前中にかけてのひさしぶりのまとまった雨が上がる。雨上がりの新緑を楽しもうと、ほとんどはボランティア活動でしか行かない一庫公園でウォーキングを楽しむ。ここしばらく黄砂や霞ではっきりしなかった周りの山々も、明るい緑一色にくっきりと見える。





  
 散策路には満開の「モチツツジ(黐躑躅)」、別名「ナンジャモンジャ」の「ヒトツバタゴ(一ッ葉田子)」。5月の下旬から6月にかけて、孤高の白い花を咲かせる「ホウノキ(朴ノ木)」の大きな蕾。


  
 飼育ケージでは「オオムラサキ(大紫)」の5齢幼虫が「エノキ(榎)」の葉を食べ、昨年植樹した「クヌギ(椚、櫟)」の幼木は、鹿除けの「ツリーシェルター」から頭を出すほどに成長してきた。初夏 ・・・。すべてがいい波長、いい波動で活き活きと躍動している。



 一庫ダムでは「こどもの日」を祝って、たくさんの鯉のぼりが風に翻っていた。




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