この時期、満開になる花は、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」に「エゴノキ」。いずれも真っ白い花で遠くからでもよく目立ちます。上を向いてユーモラスにリズミカルに開ている花が「ヤマボウシ」、うつむいて下向きに開いているのが「エゴノキ」。「エゴノキ」の下には花びらの絨毯ができます。並んで咲いている場所も ・・・。
白くて清楚な「ウツギ(空木)」、ほとんどが萎れているが、まだ大きな花弁を開いて咲いている、孤高の花「ホウノキ(朴ノ木)」。毒性があるので鹿も食べない「ラベンダー」、梅雨までには散ってしまうので、「栗花落(つゆおち)」との別名もある「クリ(栗)」の花。地味であまり気に留めないが、よく見ると釣鐘型の可愛い花、「カキ(柿)」。ちゃんと柿色をしています。
ビオトープに垂れ下がって咲く「ヤマボウシ」の枝先にある真っ白で大きな卵塊は「モリアオガエル(森青蛙)」の卵塊。川西市より天然記念物に指定されています。
満開の「エゴノキ」の下の飼育ケージでは、「オオムラサキ(大紫)」の幼虫が「エノキ(榎)」の葉を一生懸命に ・・・。あと一月もすれば「サナギ(蛹)」から羽化して立派な蝶に ・・・。
この後、梅雨の時期には、「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)」、「キンシバイ(金糸梅)」が満開に ・・・。一庫公園、初夏でも梅雨でも楽しめます。
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