そんなことを確認して、「くどさし」を決断する。一度空気を入れ、残っている含有物を一気に燃焼させ、その後、窯前の砂を掘り出し、「くどさし」を行う。関西では、「竈(かまど)」のことを「お竈(くど)さん」とよぶ風習があるが、その「竈(くど)」を「鎖(さ)す」ということで、「くどさし」と呼んでいる。
これで、第一回目の炭焼きを終え、あとは窯が十分に冷えるのを待って、炭を取り出す「窯出し」の作業を残すのみ。炭の出来栄えは、実はこの時までわからないというスリリングな時間を過ごすのである。
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