2020年1月25日土曜日

窯を開けたら ・・・






 今日は、待ちに待った「窯出し(炭出し)」の日。窯を開けてみると、窯木は水や含有物が煙となって飛散し、体積は半分位に縮小し、炭となった窯木の上には、いい感じで、炭化した藁やバイタが堆積している。崩れやすいので、一本一本丁寧に手渡しで取り出してゆく。ずらっと並んだ炭。
入れた窯木に対し、崩れずに焼けた炭ができた割合、これを良炭率と呼んでいるが、概算88%であった。結構いい数字である。最近は安定していい炭が焼けるようになった。早速参加者は米袋いっぱいにもらった炭を専用の鋸で切っていた。「炭がどうやってできるかがよくわかった。まるで壮大な理科の実験のよう。伝統を守っていく大変さもよく理解できた」とは、参加者の感想。



【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。

森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿