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2026年1月30日金曜日

炭の出来ばえは天に任す

 


  
 2回目のくどさしを終えた。2回目は、現時点で理想的と考えられる窯の温度上昇が得られ、「かなりいい菊炭ができるのでは ・・・」と期待している。しかし、「好事魔多し」。過度な期待は禁物だが、10日後に窯を開けるまでは、炭の出来ばえは正直分からない。やれることはやった。あとは「神のみぞ知る」、「運を天にまかす」しかないのである。


                 【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

1月からは菊炭焼きも始まってます。

通常時の作業体験、体験入会も受け付けています。

原則、木曜日の9:30から昼までの午前中の作業です。
詳しい日程、注意事項などは
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  


2026年1月15日木曜日

10日後を楽しみに ・・・

 







 10日から始まった第1回目の炭焼き。窯入れ、窯焚き、蒸らし、ねらしの工程を経て、ほぼ窯木の炭化が完了したと判断し、「くどさし」を実施し、第1回目の炭焼きを終えました。あとは10日後の「窯出し」を待つばかり。さてどんな炭が焼けているやら ・・・。準備を含めると、1月8日から連続7日間の炭焼き。結構、高齢者には疲れます。クラブ員の皆さん、ご苦労様でした。2回目の炭焼きまで、ゆっくり休んでください。

 2回目の炭焼きも受付中です。

     

2025年1月16日木曜日

蒸らし、練らし、くどさし、あとは窯出しを待つばかり

 





 窯入れ、窯焚き、2日間の蒸らしと順調に炭焼きを進めてきた5日目は、工程の中で最も重要な炭の出来ばえ、品質を決める「練らし(精錬)」、「くどさし」の作業。
  
 窯の天井温度が約500℃、煙道口温度が約230℃程度になったのを見はかって、焚き口の空気調整口を全開にして空気を送り込み、一気に温度を上げ、不純物や水分を排出します。これを「練らし(精錬)」と言います。1時間~2時間程度の「練らし(精錬)」のあと、天井温度が600℃、煙道口温度が300℃、煙道からの煙が「浅葱色」もしくは無煙になったのを確認して、焚き口、煙道口、天井口を砂で覆い、酸素の供給を絶ちます。
  
 炭化がほぼ完了しているので、これ以上空気を供給すると、せっかくできた炭が燃えて、灰になってしまうからです。これを「くどさし」と言います。「くど」とは、関西でいう「おくどさん」、「竈(かまど)」のことで、これを「鎖す」から「くどさし」と言います。
  
 あとは、炭窯が自然に冷めるのを待ってから炭を取り出す「窯出し(炭出し)」と言う最後の工程のみです。さてどんな炭になっているか? その出来ばえは? 何回炭焼きをしても心が躍る瞬間が25日に待っています。



【 炭焼き体験塾の募集 】

12月2日より1月に行われる
炭焼き体験塾の募集が始まっています。
第2回目は、1月25日(土)からです。
詳しくは公園ホームページをご覧ください。









2024年1月24日水曜日

くどさしを一日早く実施し、今年の炭焼きをほぼ終える

 

  

 第2回目の炭焼き体験塾、窯の温度が順調に上昇したので、「くどさし」を一日早く実施し、今年の炭焼きをほぼ終えました。兵庫県北部に大雪警報が出ていたこともあって、幸いなことに、それにかからずに済みました。初日はプレゼンの後、窯木入れ。589本入りました。

  
 2日目はただひたすら窯の温度を上げるために、薪を焚く作業がメイン。その間に、参加者には、薪割体験やら飾り炭づくりやら、いろいろなことを体験してもらいます。焚口から窯木が、自己熱分解する十分な温度に達したという、通称、「蛇の舌」というサインと、窯の温度を確認してから、焚口を閉鎖します。一般の参加者はこの2日間と10日ほど後の「窯出し」の3日間の参加です。

  
 3日目は温度測定をしながら、窯木の炭化を見守る「蒸らし」という工程です。比較的暇なので、第1回目の標本木の測定や観察をしたり、薪の積み替えなどをします。通常は5日目なのですが、今回は4日目に、煙が浅葱色になり、窯内温度が700℃、排煙口温度も376℃となったので、予定より1日早く「くどさし」を実施しました。さて出来栄えは? 2月3日の「窯出し」が待ち遠しい。
 

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2023年1月24日火曜日

くどさしを一日早める

 



  
 10年に一度の最強寒波、平地でも大雪になるかも知れないという予報。明日25日は、ちょうど「くどさし」を予定している日に当たるので、どうしようかと思案しながら、炭焼きの現場へと向かう。早速温度を測定してみると、予想の温度を大幅に超えている。
  
 品質的に問題はあるが、「くどさし」の時期を一日早められると判断して、空気取り入れ口の幅を全開にして、「練らし」を始める。煙はまだ多く出ているが、排煙口の温度がほぼ300℃になり、マッチの点火も確認して「くどさし」をする。
  
 終わるころには、気温は3℃、横殴りの雪も予報通り降って来た。早々に片付けをし、公園を後にする。今年の炭焼きはこれで終わり、窯出しを待つのみ。
  
 



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2023年1月11日水曜日

くどさしを終えてほっと一息

 


  
 朝来て、一番に煙突を外すと、きれいな浅葱色の煙。排煙口の温度を確かめると300℃近くまで上がっている。マッチの点火時間も6秒。すべてが「くどさし」をする条件をクリアしている。30分ほどの「練らし」をしたのち、「くどさし」をすることを決める。






  
 「くど」とは、関西では「おくどさん」などと呼ばれるように、「竈(かまど)」のことである。それを「鎖(さ)す」から「くどさし」と呼ばれている。すなわち、窯へ入る空気を完全に遮断することである。空気が入ってくると、せっかくできた炭が燃えて灰になってしまう。焚口、天井口、排煙口、すべて砂を被せて空気を遮断する。あとは、窯木の化学反応次第で、十分窯を冷やして再び開ける21日の「窯だし」まで、炭の出来栄えは、「天のみぞ知る」ということになる。
  
 10時、「くどさし」完了。多分いい菊炭ができているだろうと期待と願いを込めて解散。1月4日から8日間ぶっとおしの準備と1回目の炭焼きがやっと終わって、正直ほっとしている。お疲れさまでした。2回目が始まるまで、体力、気力を回復せねばならない。
  
 



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1月、2月は菊炭焼
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2020年1月28日火曜日

夜半からの大風がくどさしを早める



 
 






 昨夜半からの大風が吹いている。朝のニュースでは風速30mを超える台風並みの風。この大風が影響して、明日予定していた「くどさし」を一日早める決断をした。朝、公園に行ってみると、強風に煙がかなりの勢いで流されている。温度を測定してみると、煙道の温度が一気に150℃近く上昇している。温度、煙の量・色、木酢液の出方などから、推測して、強風が窯内のガスを吸い出し、窯内の炭化にいたる熱分解を促進したと考えられる。このままでは、「くどさし」のタイミングが夜になると判断し、空気調整口を一気に開き、炭化をさらに促進させる「練らし」を行い、「くどさし」のタイミングを前倒しを試みる。午後四時。なんとか明るいうちに「くどさし」にこぎつけることができた。


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2020年1月15日水曜日

浅葱色は炭焼き完了のサイン


 
 
 

 
 
炭焼き5日目は「くどさし」である。もうこれ以上炭化が促進して灰にならないように、時期を見計らって、焚口、天井孔、排煙口のすべての口に砂をかぶせて覆い、空気を遮断する。そのタイミングを決めるのは、煙の量、色、煙道の温度である。木の中に含まれていた水分やセルロースなどの含有物が、すべて煙と化して炭化が進むと、煙はだんだん無煙に近くなり、その色はきれいな薄い浅葱(あさぎ)色になる。この時、煙道の温度は約300℃、数秒でマッチが着火する温度である。



 そんなことを確認して、「くどさし」を決断する。一度空気を入れ、残っている含有物を一気に燃焼させ、その後、窯前の砂を掘り出し、「くどさし」を行う。関西では、「竈(かまど)」のことを「お竈(くど)さん」とよぶ風習があるが、その「竈(くど)」を「鎖(さ)す」ということで、「くどさし」と呼んでいる。

 これで、第一回目の炭焼きを終え、あとは窯が十分に冷えるのを待って、炭を取り出す「窯出し」の作業を残すのみ。炭の出来栄えは、実はこの時までわからないというスリリングな時間を過ごすのである。



【 炭焼き体験塾募集のお知らせ 】 
 
2回目(1/25~2/8)の炭焼き体験を募集しています
 
 
 
 

2019年1月17日木曜日

浅葱色の煙を確認してくどさしを終える

 
 
 
 
炭窯の排煙口から出る浅葱(あさぎ)色の煙。この煙が出てくると窯の中の窯木も炭化したサイン。このあとは、窯を完全に封鎖する「くどさし」という作業に入り、窯が完全に冷えるのを待って、炭を取り出す作業を残すだけ。午前中にこの作業を終える。あとは、炭の出来具合は天に任すのみ。


 
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