前の日に窯焚きをして、窯木が熱分解を始めるまで温度を上げ、薪を取り除き、窯口を遮蔽した。炭焼き3日目は、徐々に炭化を促進させる「蒸らし」という工程の日。二日間かけてゆっくりと焼き上げます。ここで急激に温度をあげたりすると、樹皮が剥げたりして、いい菊炭にはならない。決め手はゆっくりした温度上昇。過度に空気を供給しない様、窯の天井、排煙口の温度、煙の量などを1時間ごとに見ながら、空気調整口の幅を調整する。
作業としては1時間に1回の温度計測なので、トラブルなどがなければ、暇。そこでいろんなことをする。
鉈を使っての窯木の節や突起の削ぎ落し。玄能と楔を使っての薪割り。いずれも第2回目の炭焼きに向けた作業。
ドングリや松ぼっくりで飾り炭を作ったり、枯れ松でトーチを作ってみたり ・・・。松脂があるので実によく燃える。毎年恒例、お待ちかねのぜんざいも作る。そうそう穏やかな休日、公園に訪れた人への説明も大事な仕事。
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ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
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作業体験。体験入会も受け付けています。
1月、2月は菊炭焼
炭焼きの全工程を体験できます。
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