2021年6月17日木曜日

オオムラサキ翔んだ

 


 
 公園が今年から行っているプロジェクト、「オオムラサキの人口飼育」。幼虫が無事育っていることを、1カ月ほど前に取り上げたが、今日見ると、雌の「オオムラサキ(大紫)」一頭が羽化し、ケージの中を飛び回っていた。数日前に羽化したという。私がこの公園で「オオムラサキ」を見るのは10年ぶりくらい。もっともっと増やして森に帰ればいいなあ。もし、子供たちが、野生の「オオムラサキ」を見れば、その感動は一生残るに違いない。   
     


  
 「タケニグサ(竹似草)」を駆除する今日の作業中に見つけたのは、「カマキリ(蟷螂)」の「卵鞘(らんしょう)」、または「卵嚢(らんのう)」とよばれる包み。スポンジ状で結構分厚く、暑さ、寒さ、乾燥、湿気を防ぎ、また外からの衝撃から卵をしっかりと守っているのだそうだ。
  
 見つけた「卵鞘」は、長さ、20~30㎜ほどなので、この森でよく見かける小型の「ハラビロカマキリ(腹広螳螂)」のものでしょうか。「卵鞘」にはもう孔が開いているので、すでに孵化は終わっている。一斉に100~300匹の赤ちゃんが生まれるという。たしか先週幼体を見かけたが、ここから孵化したのだろうか。2枚目の写真は「カマキリ」の孵化の様子で、NETより拝借したものですが、なにかすごく感動的ですね。これも、一度見てみたいものです。
    
     

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