2021年6月1日火曜日

(番外編)里でも羽化の季節始まる

 

   
 一匹の「チョウ(蝶)」が飛んできて、私の足元にとまった。翅(はね)は閉じている。翅を開いていないので、紋様がわかりにくいが、頭部に天狗の鼻のように前方に伸びる突起があるので、「テングチョウ(天狗蝶)」である。サイズからみて、多分羽化したばかりであろう。大阪の北部や隣接する兵庫県の東部、北摂地方でこの時期よく見かけ、大阪府箕面市では、市の蝶に指定されているという。(2枚目の写真はNETより拝借)
   
 「テングチョウ」は成虫のまま越冬し、早春から飛びはじめ、その後産卵のため姿を消すが、孵化した幼虫の食草は「オオムラサキ(大紫)」と同じ「エノキ(榎)」などの葉。5 月末から羽化し成虫になる。
   
 低山地の雑木林に多く、時に集団発生する。よく飛び回るが、すぐに地面にとまる。一庫公園でもまさしく羽化の季節。大量発生、大量乱舞し、壁や地面にとまる姿を何回か目撃している。さて、今年はどうだろうか ・・・。



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