2021年6月10日木曜日

植物の熾烈な生存競争が行われている

 

   
 朝から猛烈な暑さ、最高は35℃にもなるという予想。熱中症に注意をしながら、先週に次いで、クヌギ再生林の「タケニグサ(竹似草)」の下刈り。先週、ツリー・シェルターを外した「クヌギ(椚、橡)」の幼木、ちゃんと自立して育っているようだ。「タケニグサ」や鹿との生存競争に勝ち抜いて、立派な「クヌギ」に育ってほしい。
   


  
 「タケニグサ」は、日当たりのよいところにだけに生い茂る。上の写真のように、一目瞭然。「台場クヌギ」が枯死してしまったため、日当たりのよくなった斜面には、背丈以上に密集して繁茂する一方、日陰の「台場クヌギ」の林の中には、まったく生えていない。そして、その境目、「タケニグサ」の勢力が及んでいない隙間には、この斜面のかっての花形外来種、「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」が生き延びている。こんな斜面でも、植物の熾烈な生存競争が行われているのである。
  
  
 先週奇跡的にも枯死したと思っていた台場クヌギの株から、伐採してから9年にもなるのに、新芽が出ているのを発見し、今週も・・と期待したが、奇跡は起こらなかった。しかし、数年前に保護した台場クヌギの株からは、うれしいことに新しい枝が、鹿の食害から免れて、大きく成長している。やはり我々の苦労が報いられているのを見るのはうれしい。
  



  作業を続ける足元に、孵化したばかりの「カマキリ(蟷螂)」の幼虫を見つけた。この子も天敵や捕食者から逃れて、生き延びて行かなければならない。やはり、熾烈な生存競争が待っているのだ。そして今、我々はコロナ・ウィルスと ・・・。
  
 緊急事態宣言下ではあるが、広々としたこの公園、幼稚園児たちが、梅雨の晴れ間をぬって遊びに来ていた。はやく宣言が解除され、規制もなくなり、思いっきり遊べる日が来たらいいのに ・・・。


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