2019年6月18日火曜日

勉強できたかな ?

 
 
 今日一庫公園にやってきたのは、50人ほどの地元の小学校4年生。兵庫県がすすめているカリキュラム、「里山体験学習」に参加するためである。今日のカリキュラムは、かってこの地域にくらしていた人々の暮らしと里山の関係を学んでもらうというテーマ。
   
 「柴刈り」、「竈」、「火吹き竹」なんて言葉は、子供達にとっては多分死語になっている思われるが、柴や薪が、炊事、風呂、暖房など、電気やガスがなかった昔の生活にとって、どれだけ大切だったか、かっての生活のほとんどが、里山から得られる木によって支えられていたということを知ってもらうため、自分たちで、鋸で木を伐り、柴束をつくり、マッチで焚付に火を点け、竈で火を熾し、湯を沸かし、それぞれが持ってきた具材をいれ、カレーを作ってもらう。ほとんどの子供にとって、初めての経験だっただろう。自分たちでつくったカレーはよほど美味しかったと見えて、おかわりが相次ぎ、最後の一汁まで見事完食。





 

  午後からは、ウォークラリー。公園一帯を歩いて、炭窯跡や課題の木や花を探し、かってはこの地域の生業であった炭焼き、とりわけ日本一とも言われた菊炭=一庫炭の材料となるクヌギ林を見てもらい、里山を手入れすることの大事さも学んでもらう。さてそんな大人の思惑通りに勉強できたかな ? そして、鹿に遭遇するというハプニングも ・・・。

 さて、ウォークラリーの問題から。次の写真の植物を見つけ、名前を書いてください。


 
 
 
 
 
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