2022年9月15日木曜日

一庫公園の秋

 

  
 まだ残暑という言葉がぴったりの天気であるが、「一庫公園」の森にはすっかり秋の気配が漂う。自生の柿、一面に落ちている「コナラ(小楢)」のドングリ。
  

  
 それでも、作業中の汗のかき方はだいぶ楽になって来た。伐採作業の傍らには、平成26年(2014)にナラ枯れの対策を講じた「コナラ(小楢)」が枯れずに無事残っている。思えば、この木が、前年平成25年の秋、この山で発見した「ナラ枯れ被害木」の第1号であった。そのあと次々と被害木が発見されたが、毎年地道に対策を講じた結果、平成29年(2017)をピークに減少し、ついに昨年は被害木「ゼロ」まで追い込み、完了宣言を出した。


【 森のクラブイベントのお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」

   9月18日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:200円(保険代、材料費等)
   定員:20名(申し込み先着)
マスク着用をお願いします
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 


 

【 新会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

作業体験。体験入会も受け付けています。


公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。  
 




2022年9月8日木曜日

新鮮な体験だったようだ

 


 今日は地元の中学生の「トライやるウィーク」のサポート。これは、兵庫県が、1995年の阪神・淡路大震災、1997年の神戸連続児童殺傷事件を機に、中学生に働く場を見せて学習させようとする趣旨から、県内の中学2年生を対象として1998年度から実施されている職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動。県内各中学校週をずらしてではあるが、一斉に1週間ほどの体験活動を実施する。われわれも毎年、依頼されて、森林ボランティア活動に参加してもらっているが、ここ3年間ほどはコロナにより中止が続いていた。今年から再開されたが、コロナの影響で、接客を伴う企業やお店では受け入れを遠慮するところが多いらしく、公共機関での体験活動が集中しているようだ。


 月曜日より、女生徒を含む12人ほどの生徒が、公園を管理する仕事を体験しているが、今日は森林ボランティア活動体験。森を間伐、除伐をする目的や安全などについて簡単なプレゼンをした後、準備体操をして、早速活動を手伝ってもらう。鋸を使って、生木を伐採するという初めての体験。彼らにとっても森の中でのこんな作業は初めてだし、新鮮な体験で面白かったようだ。あわせて20本ほどの間伐ができ、わずかながら自然保護への貢献ができた。

 いいカリキュラムだと思う。最後に集合写真をパチリ ・・・。


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2022年9月1日木曜日

雨の中、子供100人に里山を体験してもらう

 

  
 里山体験学習の記念に作った見事なコースター。材料は「リョウブ(令法)」。年輪を感じながら、ち密な断面を感じながら、ツルッツルに磨いていく。


  
 今日は台風の影響で朝から雨。しかし、地元の小学校4年生100余人が、里山体験学習にやって来た。里山とは何か、昔の人は里山をどう利用し、どんな恩恵を受けていたかを、いろいろなサンプルによるプレゼンテーションと、ウォークラリーを通じて学んでもらうカリキュラム。我々はそのお手伝い。

 ラリー中、地面に散乱しているクヌギやコナラのドングリは、「チョッキリムシ」の仕業と説明すると興味津々、目を輝かせていた。
  
 雨も自然現象、少々の雨なら、ラリーを実施する。里山の現場での体験のほうが、より心に残るはずである。それにしても、100人は少々しんどい。しかし、笑顔と感謝の言葉を聞けば、疲れは吹っ飛んでしまう。
  
 まだ何校か、お手伝いの計画が ・・・。


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2022年8月25日木曜日

ついに見たハイイロチョッキリの凄技

 



  
 先々週は夏休み、先週は大雨警報が発令され、公園が一時的に救援したため、実に3週間ぶりの活動である。やはり3週間のブランクはきつい。頂上までの登りにヒイヒイと音を上げる。
  
 すっかり山は秋の気配。「ニイニイゼミ」、「アブラゼミ(油蝉)」、「ミンミンゼミ」の鳴き声はすっかり影を潜め、「ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蟬)」の天下である。
  
 「クヌギ(櫟、椚、橡)」の木の下に「ドングリ(団栗)」のついた小枝が散乱している。「ゾウムシ(象虫)」の仲間、「ハイイロチョッキリチョッキリムシ」の仕業である。ドングリに孔を開け、中に卵を産み付け、枝を切り落として、果肉を幼虫の栄養とするのである。相変わらず見事な切り口である。(下の写真は昨年の「コナラ」のもの)
  
 この木だけで、ほかの「クヌギ」の下には、見あたらないので、活動が始まったばかりであろう。例年、9月になってからだと思っていたが、今年は少し早いようだ。多分来週はあたり一面に散乱しているだろう。
  
 「ゾウムシ」は「ドングリ」だけを落とし、「チョッキリムシ」は枝付きで落とすと聞くが、「ドングリ」だけのものは、まだ見たことがない。
  
 実物の「チョッキリムシ」も、枝を切り落とす瞬間も見たことはないが、YOUTUBEにそのシーンがアップされているので、興味のある方はどうぞ。
私もこんな明瞭な映像を初めてみましたが、お見事としか言いようがない。





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2022年8月4日木曜日

ああ夏休み


  

 今日も頑張らずに除伐作業。東北地方では大雨による被害が報告されていたが、この地域は上天気。しかし、この蒸し暑さは尋常ではない。





  
 夏休みです。丘の流れには開園と同時に水遊びをする家族が ・・・。そして普段は滅多に見かけないが、自然観察の森や、知明山の尾根筋にも捕虫網をもった子供たちが ・・・。夏休みです。
  
 尾根筋で見かけた「クワガタムシ(鍬形虫)」や「ニイニイゼミ」。居場所を教えてあげました。

 来週は、森のクラブも夏休みです。

 

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2022年7月29日金曜日

熱中症警戒アラートが出ているが ・・・

 


   
 熱中症警戒アラートが出ている。もう10年以上、森林ボランティアを続け、週1日の活動が日課となり、すっかり身についてしまっている。暑いから、警報が出ているからといって休めば、むしろそちらの方が体にも悪いくらい。もちろん無理はしないし、頑張らない。
  
 ウッドデッキまで上がると、遠くは大阪湾まで見渡せる眺望と、ダム湖から吹き上げてくる風、蝉しぐれ。この開放感と爽快感が、極めて心地よく、こころとからだを和ませてくれる。
  
  
 流れが戻った丘の流れ、水遊びを楽しむ親子でいっぱい。夏休みの間は、この光景が続く。


 

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2022年7月22日金曜日

夏休み始まる

 



  
 ここ数日の雨で、ダム湖の水位も回復し、当分取水制限もなさそうだ。頑張らないことを申し合わせて、除伐、台場クヌギの保護金網の補修を行う。森に入ると、蝉しぐれ、木漏れ日、吹き上げてくる上昇気流 ・・・、真夏のボランティア作業もさほど苦にならない。この地で老後をうまく楽しめている。
  

 この日から「丘の流れ」に水。学校も夏休みとなり、それを目あてに多くの家族連れが訪れていた。しかし、新型コロナ感染者数は、急増の第7波。今年の夏もまた「行動制限」などにならなければいいが ・・・。


 

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初めて見たオオムラサキの卵と母蝶に感動


 国蝶「オオムラサキ(大紫)」の卵を初めて見た。産卵のシーンには間に合わなかったものの、「エノキ(榎)」の葉に、意外に小さいとも思われる1~2mmほどの卵が数10個。1週間から10日くらい経つと、幼虫が出てきて、「エノキ」の葉を食べ、秋までに2、3回脱皮をする。幼虫は枯葉の裏でじっとし、冬眠して冬を越すという。春、暖かくなると冬眠から覚めて、活動を始める。

 さあ、この卵が、来年「オオムラサキ」に成長するか、楽しみがまた一つ増えた。
   
 産卵を終えた「オオムラサキ」の雌は、疲れたのか身じろぎもせずに、栄養を採っている。自然の普通の営みとはいえ、感動的なその姿 ・・・。


 

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2022年7月14日木曜日

蝉は泥だらけの殻を脱ぎ捨て、汗まみれの爺さんたちは ・・・

 

  
 蟬の幼虫は何年土の中で暮らすか? たしか「7年」と習ったと思う。しかし、実際にはよく分からないらしく、最近の説によると、「ニイニイゼミ」で4~5年、「ツクツクボウシ(つくつく法師)」で1~ 2年、「アブラゼミ(油蟬)」で3~4年、「ミンミンゼミ(ミンミン蟬)」で2~4年、「クマゼミ(熊蟬)」で2~ 5年だという。
   
 尾根筋の木の低い所に、「ニイニイゼミ」の抜け殻がいっぱい。体長1cm、全身泥にまみれた抜け殻は、ほかのセミの抜け殻とは容易に区別がつく。先週は鳴き声を聞かなかったのに、今日は一斉に鳴きだした。
  
 蟬が成虫になった後、よく「2週間生きる」と言われるが、「ニイニイゼミ」は4年土の中で過ごし、たった2週間精一杯鳴いて相手を見つけ、一生を終え、再び土へ帰っていく。今、泥だらけの青春を精一杯生きているようにも見える。
  

  
 さて、汗まみれの爺さんたちは、今日から新兵器、「クールウェア」を装着。最近屋外で作業する人たちによく見る、例のファン付きのベストである。腰から脇、首筋へ風が抜け、汗のべとつきを抑えるので、すこぶる評判がいい。これで熱中症のリスクが少しでも抑えられれば、狙いは達成。
 
 蝉たちは泥だらけの殻を脱ぎ捨て青春を謳歌、汗まみれの爺さんたちはベストを着て熱中症のリスクを避ける ・・・。


 

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2022年7月7日木曜日

夏に伐る

 

   

 早すぎるくらいに梅雨が明け、今年初めて上陸した台風4号も熱帯低気圧と化し、真夏のような日差しが戻り、暑い夏の再スタート。除伐作業を2カ月ぶりに再開。頂上まで登ると、それだけでもうへとへと。気を取り直し、雑木を伐る。頑張らずにした除伐作業の結果は、除伐16本、倒木処理10本。

 たまらず這い出てきたのであろうか、尾根筋の山道には多くの蟬の抜け殻が ・・・。体長1cm、泥にまみれた抜け殻は、この地域で最も早くなく蝉、「ニイニイゼミ(にいにい蝉)」である。抜け殻は見たが、鳴き声はしない。はて???。 



 

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