2020年7月2日木曜日

ご褒美はヤマモモ




 今日の作業は先週に引き続き、「タケニグサ(竹似草)」の駆除。汗ビッショリの作業のあとに待っていたのは、「ヤマモモ(山桃)」の採集。この公園には「ヤマモモ」の木はいくつかあるが、3本だけはピンポン玉くらいの大きな実をつける。木を揺らし、ブルーシートに落とすのであるが、食べに来ていた野鳥たちが一斉に抗議の声をあげる。大丈夫だって、ちょっと頂くだけ ・・・。クラブ員、家に持ち帰って、酸味があって爽やかな味のジャムやジュースをつくる。
  


 
 

 さて、その「タケニグサ」である。いまが満開である。花は下から徐々に開花していき、蕾が割れると、糸のように細い花弁が開き、その花びらが遠くから見ると、まるで花粉のように散るとオレンジ色の花柱が残る。切ると中は竹のように空洞で、その名の由来となっている。秋になると、びっしりと実(写真はNETより)がつき、種をばらまくので、繁殖力はきわめて大きい。そのため、受粉して実ができる前のこの時期に、駆除をしなければない。
  




 「タケニグサ」は、日当たりのよい、開けた場所に繁茂し、暗い林の中などには育たない。日当たりの良い急斜面の台場クヌギ再生林の伐採跡地は、「タケニグサ」にとって最高の生育地のようで、丈といい、繁茂の密度といい半端ない。汗だくになってなぎ倒していく。まだもう一回の作業が必要だ。

 
 
 【 森のクラブイベント再開のお知らせ 】
 
 「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり&手作りうどん」
 
   7月19日(日) 10:00~13:00 ころ ワークショップ集合  (雨天実施)
   参加費:300円(保険代、材料費等)

新型コロナ感染対策のため
 
定員:先着20名(予約申し込みの方のみ)
当日は必ずマスク着用、予約していても体調の悪い方はお休みください
 
   お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
 

【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。
活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
 
 
 

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