2019年2月1日金曜日

邪魔してゴメン





薪を割っていると、木の中から冬眠中の幼虫が出てくることがよくある。一番多いのが、一番上の写真の「ミヤマカミキリ(深山髪切)」の幼虫。

 聞くところによると、食するとクリーミーで大変美味だという。信州生まれの私は、子供の頃、貴重なタンパク源として、佃煮にした「イナゴ(蝗、稲子)」、「カイコ(蚕)」の蛹(さなぎ)、「ザサムシ」、「ハチノコ(蜂の子)」などはよく食したものであるが、「ミヤマカミキリ」の幼虫は、まだ食したことがない。「いまから? ・・・」、ちょっと勇気がいりますね。2番目の写真は、「キマワリ(木廻)」の仲間の幼虫でしょうか? よくわかりません。


 朽木の樹皮の下からよく出てくるのが、美しい黒色の光沢のある殻を持つ大きな「ゴキブリ」、一部の地域では、絶滅危惧種ともなっている「オオゴキブリ」。家の中にいる「ゴキブリ」と違って、山にある朽木の中で生活をし、朽木の木質部を食べているので、不潔な昆虫では全くなく、その姿は、むしろキレイとさえ言える。

 虫の皆さん、冬眠の邪魔をしてゴメン ・・・。
 


   

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