2019年2月5日火曜日

木の表情、いろいろ



 「クヌギ(椚、櫟、国木)」や「コナラ(小楢)」の高木を切ったら、出てきた模様。虫食い痕もそれはそれでひとつの景色だ。整然と井桁に積み上げられた薪。薪の木口には、割った年度の数字を記入し、我々の炭焼きでは、少なくとも2年以上乾燥させた火力の強い薪しか「窯焚き」に使わないことにしている。この薪が燃やされるのは、早くても2021年ということ。



 枯れ木にいくつも空けられた大きな孔。この山にも多く生息する「アオゲラ(緑啄木鳥)」、「アカゲラ (赤啄木鳥)」、「コゲラ(小啄木鳥)」など「キツツキ(啄木鳥)」の仲間の仕業。「キツツキ」は、もともと「ケラツツキ」と呼ばれていたといい、「ケラ=虫」、「ツツキ=啄く(つつく)」ということに由来するという。それにしても見事な穴。
 「シラカシ(白樫、白橿)」の幹に出来ている瘤。木の成長とか樹勢には特に影響はないが、「シラカシ」の特有の病気で「シラカシ樹幹こぶ病」とのこと。原因は不明のようだ。

 こんな木の表情を見ているだけでも楽しい。

  

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