2018年6月1日金曜日

鹿も喰わないのは ・・・

 
 山の公園の芝生広場では、「ラベンダー」が満開。公園では、食欲の旺盛な「シカ(鹿)」や「イノシシ(猪)」の食害に悩まされているが、この「ラベンダー」は、鹿も避けるようで、毎年綺麗な花を咲かせてくれる。NETなどで調べたり、人から聞いたところでは、もちろん100%ということではないだろうが、「アセビ(馬酔木)」、「キョウチクトウ(夾竹桃)」、「ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)」、「シキミ(樒、櫁、梻)」、「ジキタリス」などの有毒の花、「ラベンダー」もこの仲間ですが、「シャクヤク(芍薬)」、「マリーゴールド」、「ハンゲショウ(半夏生)」、「ミント」など匂いが強いハーブ系の花が嫌いだという。そして、足をとられたり、お腹を擦られるのが嫌いらしく、「ツツジ(躑躅)」とか、毒性もある「アザミ(薊)」などのブッシュ系、トゲ(棘)系の植物も嫌いだという。そんなことから、クヌギの再生林は、鹿対策として、下刈りをあえてせずにブッシュを残している。
 
 
 
 しかし、庭と違ってこの公園は、鹿の嫌いなものばかりで山の植生を構成することなど不可能だし、多様性を損ねてしまう。共存を図ってゆくしかない。満開の「ウツギ(空木)」。鹿の好物か否かはわからない。そして、まだまだ小さくて青い「ヤマモモ(山桃)」の実。こちらも好物であるかどうか分からないが、高いところに実がなるので、届かないようだ。こうして、食害を免れた「ヤマモモ」は、あと1ヶ月ほどで食べごろとなる。
 
 

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