先日は、「クヌギ(橡、櫟)」の葉にできる「虫こぶ」の話をしましたが、今回は、葉にできる「こぶ」ではなく、「シラカシ(白樫)」の幹にできる「こぶ(瘤)」の話。一庫公園に沢山植わっている「シラカシ」。そのほとんどに写真のような瘤がある。「シラカシ樹幹コブ病」というらしい。
樹木の幹や枝に発生する病気の「コブ病」で、発生しやすい樹木は「サクラ(桜)」、「フジ(藤)」、「ヤマモモ(山桃)」、「シラカバ(白樺)」、「ナラ(楢)」、「シラカシ(白樫)」、「マツ(松)」、「スギ(杉)」などらしいが、「サクラ(桜)」、「コナラ(小楢)」などの「コブ病」は細菌と糸状菌が原因となっているという。しかし、「シラカシ樹幹コブ病」の原因は、まだ分かっていないようである。しかし、この「コブ」が沢山発生しても樹の成長には影響がないようで、全く問題ないという。そしてこの「コブ」、最初は小さいが、だんだん成長して大きくなっていくというが、本当に病気なんだろうか?
いつも見かけるたびに、奇妙で不思議な姿だなあと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿