2020年5月7日木曜日

明るい緑と爽やかな風がコロナを忘れさせてくれる



 満開の「モチツツジ(黐躑躅)」の尾根を登っていく。見晴らしのいいデッキからの眺望は絶景。青空、新しい葉の明るい緑、風の心地よさ、「ポポッ ポポッ」と鼓を打つような「ツツドリ(筒鳥)」の鳴き声。すべてが最高の気分。しばし、コロナを忘れさせてくれる・・・。
   

 久しぶりの間伐作業である。去年は鹿対策、一昨年は台風による倒木の処理に追われ、本来の「自然観察の森」の維持管理作業ができなかった。本当に久しぶりである。新しい刃に替えた鋸の感触を確かめる。常緑広葉樹である「ヒサカキ(非榊)」、「アラカシ(粗樫)」などを伐採し、暗くなった森に陽の光をあてる。大変広い森である。数十本伐ったところで「焼け石に水」であるが、「奇手」はないのである。地道に伐採を繰り返せば、やがては、明るい森に蘇る。






 
 花や葉などがネバネバする「モチツツジ(黐躑躅)」のほかに、秋に青い宝石のような実をつける「サワフタギ(沢蓋木)」、「ナンジャモンジャ」という変わった別名をもつ「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ、一つ葉田子)」が満開。
    
   
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