今年最後の森林ボランティア活動の日に出会ったのは、牡の子鹿。まだ生え始めたばかりの短い角、真っ白なお尻の毛を見ると、今年の春に生まれた子鹿だろうか。まだ人に対する警戒心と慣れとが混ざった適当な距離感を保ちながら、森へと消えていった。
今日の作業は「バイタ」づくり。「窯木」を作った残りの枝で、長さ50cm程度の柴の束をつくる作業。言葉の響きは悪いが、なぜかこの地域ではこう呼んでいる。炭窯の中で、「窯木」の上にギッチリと詰め、空気を追い出すことと、「窯木」が、炭化をはじめる導火線のような役割を担う大事な材である。炭焼き1回あたり約80束の「バイタ」を使うので、「窯木」や薪、チップなどとあわせ、伐採した「クヌギ(椚、櫟)」を、できるだけ余すところなくという意味で、昔の人はそうとは意識しなかったかもしれないが、「エコ」である。
窯の前に先日作ったミニ門松を置き、新年を迎える準備を整え、この一年の無事故、互の健康や頑張りを称えながら、忘年・ご長寿祈願ティーパーティをして解散。
新春は、1月6日(月)から活動開始。山頂へ登って、安全祈願をし、炭焼きの準備をする予定。
【 新年餅つき大会のお知らせ 】
(公園登録クラブ合同開催イベント)
1月13日(月・祝) 10:00~15:00 ワークショップ集合(雨天実施)
参加費:中学生以上 500円 小学生以下~3歳 300円 2歳以下は無料
(小学生以下は保護者同伴のこと)
定員:先着30名(当日受付のみ) 9:30より整理券発行します
お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
【 炭焼き体験塾募集のお知らせ 】
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