2015年9月30日水曜日

山のいたずら書き、犯人は誰?


 森の自然観察路に設けられたウッド・デッキに表面を擦ったような妙な模様のいたずら書き。さて、これは? 目撃者がいないので確証はないのだが、衆目の一致するところ、犯人は「イノシシ(猪)」。この山にも生息していますが、ほとんど昼間は姿を見せない。生態もよくわかっていないらしいが、基本的に何でも食べる雑食性で、枯葉が堆積した地面や腐った切り株を掘り返して、ミミズ、昆虫、ネズミ、ヘビなどの餌を漁った痕があちこちにあり、また、いわゆる「ヌタ場」、泥のある水たまりで、泥に体をこすりつけて転げ回る、いわゆる「ぬたうち」を行った痕跡があることで、何頭かのイノシシが生息しているがわかる。そんなイノシシ、嗅覚は犬並みに優れているらしく、あちこちを鼻をこすりつけて嗅ぎ回る習性もあるとか。虫などはいないだろうに、何を嗅ぎまわったかはわからないが、その痕であろう。まっ、遊びの山からの「ラブレター」とでも思っておきましょうか。
  
  

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