2015年9月21日月曜日

じっとこっちを窺うのは ・・・


 森の中からじっとこちらを窺うのは「タヌキ(狸)」。毎年行っている「森の幼稚園」のウォーク・ラリーのひとこま。今年は、二つの幼稚園の園児90名ほどが集まった。小学校3、4年生と行う「自然体験学習」の雰囲気とはまた違って、可愛らしいし、そして喧しい。我々のお手伝いは、この山に住むいろいろな動物探しと、どんぐりなど木の実の採集。とはいえ、実際の野生動物などにお目にかかることはなかなか難しいので、イラストの看板を森の中に置いて、それを探してもらうという趣向。それともう一つ大事な仕事は、約100人分のご飯と豚汁の用意である。幼稚園児とはいえ、その食欲たるや旺盛で、5kgづつ二つの釜で10kgも炊いたご飯、大鍋に用意した豚汁、全て完食であった。午後からは笹舟を作り、丘の流れで遊び、広い芝生の広場を駆け巡る。前日の土砂降りとうってかわった青空。子供たちの喜ぶ姿を見るのは楽しい。少子化の中での「財(たから)」。無事に育ってくれますように ・・・。

 広い芝生の中でひときわ目立つ美しい紫の実は、「サワフタギ(沢蓋木)」。こちらもこの時期、この山に実る美しい財(たから)のような木の実。


   

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