2014年4月13日日曜日

桜から躑躅(ツツジ)へ

(写真;手前がコバノミツバツツジ、奥がヤマザクラ)
 
 「エドヒガン(江戸彼岸)」、「ソメイヨシノ(染井吉野)」、「ヤマザクラ(山桜)」、「オオシマザクラ(大島桜)」と、まるでフーガのように続いた今年の桜の見頃は素晴らしい余韻を残しながら、一段落を迎えた。その代わり、桜を追っかけるように「ツツジ(躑躅)」の季節が始まる。これから山は、「コバノミツバツツジ/小葉の三葉躑躅」の淡紫色一色に染まる。関西へ来てから初めて知った「ツツジ」であるが、本州中部以西から九州まで広く分布しているので、このあたりの里山ではどこでも見ることができる。中部地方から関東地方に分布する「ミツバツツジ」に比べて、葉が多少小さいためこの名があるという。

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