2014年3月7日金曜日

遊びの山は冬に逆戻り


 先日までの暖かさが一転して、冬に逆戻りである。遊びの山も、雪化粧。「モチツツジ(黐躑躅)」の上に積もった雪が、まるで綿帽子が咲いたようで美しい。この山で、「アセビ(馬酔木)」についで咲き出す「ダンコウバイ(檀香梅)」も、先日見たときは、蕾がほころび始めていたが、この寒さで、再び固く閉じてしまったようである。


 時折降りしきる雪の中、今季の炭焼きのために伐採した「クヌギ(椚、櫟)」林の林床整備を行った。これが一連の「炭焼き」の最後の作業である。伐採後、斜面を厚く覆っている枯葉や枝などを片付けて、陽が地面まで届くようにする。伐採した切り株からは新しい芽が出て、いわゆる「台場クヌギ」として再生し、8~10年後に、炭材として手頃な太さに育つ。それまで、地道な手入れがスタートするのである。しかしながら、その頃の私は78歳。まだ炭焼きをすることができているだろうか?
   

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