2024年4月25日木曜日

台場クヌギの林を取り戻すために

 


 昨年秋に窯木作りのために伐採した「クヌギ(橡、櫟)」の高木の切り株からも、「台場クヌギ」からも新芽が出ています。「台場クヌギ」の方は鹿の侵入しない強固な網を張ったエリアにあるので、そのままにし、高木の方に金網を巻く作業を今週も続けます。







 昨年金網を巻いた切り株が無事育っているかどうかを確かめての作業。切り株の生命力の差なのか、陽当りの差なのか、片側の斜面の切り株は全く芽が育っていない。枯死しているようだ。数年経ってから出てきた例もあるので、しばらくは期待をこめて、このままにしておく。
  
 今日はコアなメンバーがほとんど出席してくれたので、すこぶる作業が捗り、予定より大分早く終わった。

 
 
 2016年、17年、18年と3年間にわたって、鹿の食害にあって枯死した「台場クヌギ」の林に、「クヌギ」の幼木を300本植樹した。根付いたエリアでは40%くらいが育っているが、まったく根付かずに地面が露出しているエリアもある。GWが明けたら、そこにまた「クヌギ」の幼木を植樹する予定である。古来から薪炭林としての「台場クヌギ」の林が形作って来た歴史的な里山景観を取り戻す作業でもある。

 

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