先日イベントの会場で、若いお母さんからこんな質問を受けました。「子どもが、どんぐりを育ててみたいと言ってるけど、どうすればいいんですか?」。育て方をまとめてみました。
そんなに難しいことではありません。簡単です。上の写真は一庫公園の「どんぐり」ですが、左上から、「クヌギ」、「コナラ」、「アラカシ」、「アベマキ」です。このほかにも、「マテバシイ」、「スダジイ」、「シラカシ」など多くの種類があります。
そこで、
1)まず「どんぐり」を採集してください。10月~11月に公園にくれば、沢山採
集できます。そしてその「どんぐり」が何の木の「どんぐり」か調べてくださ
い。それによって育てる木の種類が決まります。
色は茶色でつやがあるもの、かたいもの、キズや虫の穴があいていない
ものが、いいでしょう。
2)拾った「どんぐり」を家に持って帰って、1日~2日水につけてくださ
い。浮くような「どんぐり」はダメです、沈んだ「どんぐり」を選びま
す。
4)「どんぐり」は横にして、上から「どんぐり」が隠れる程度に土をかぶ
せ、枯れ葉などをのせてください。植えたあとは、土が乾かない程度に
水をやってください。やりすぎてもいけません。
5)やがて先端から最初は根が、翌年の春(4月~5月)には、芽が出てきます。
6)葉っぱが2~4枚になった頃、ポット(黒いビニール製の苗木用鉢)に
一株ごとに植え替えてださい。移植ゴテなどで根を傷めないように、
「どんぐり」をつけたままの状態で、ポットへ植え替えます。
返せば、立派な苗木に成長します。
注意としては、
- ・夏場は日光が直接あたらない日陰においてください。
- ・風もあまりあたらないところがいいです。
- ・底に水がたまらないようにしてください。
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ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
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どなたでも結構です。
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作業体験、体験入会も受け付けています。
また、一庫公園ではクヌギを育て、伐採をし、
菊炭を生産しています。
スケジュール、申込みなど詳細は
公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
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