2023年12月17日日曜日

どんぐりを育ててみよう

 

 

 先日イベントの会場で、若いお母さんからこんな質問を受けました。「子どもが、どんぐりを育ててみたいと言ってるけど、どうすればいいんですか?」。育て方をまとめてみました。

 
 そんなに難しいことではありません。簡単です。上の写真は一庫公園の「どんぐり」ですが、左上から、「クヌギ」、「コナラ」、「アラカシ」、「アベマキ」です。このほかにも、「マテバシイ」、「スダジイ」、「シラカシ」など多くの種類があります。
  
 そこで、
  
1)まず「どんぐり」を採集してください。10月~11月に公園にくれば、沢山採
     集できます。そしてその「どんぐり」が何の木の「どんぐり」か調べてくださ
     い。それによって育てる木の種類が決まります。
  色は茶色でつやがあるもの、かたいもの、キズや虫の穴があいていない
     ものが、いいでしょう。
2)拾った「どんぐり」を家に持って帰って、1日~2日水につけてくださ
  い。浮くような「どんぐり」はダメです、沈んだ「どんぐり」を選びま
  す。




3)植木鉢、プランター、木箱などに植えてください。
4)「どんぐり」は横にして、上から「どんぐり」が隠れる程度に土をかぶ
  せ、枯れ葉などをのせてください。植えたあとは、土が乾かない程度に
  水をやってください。やりすぎてもいけません。
5)やがて先端から最初は根が、翌年の春(4月~5月)には、芽が出てきます。
6)葉っぱが2~4枚になった頃ポット(黒いビニール製の苗木用鉢)に
  一株ごとに植え替えてださい。移植ゴテなどで根を傷めないように、
  「どんぐり」をつけたままの状態で、ポットへ植え替えます。


7)苗の成長に合わせて、大きい鉢などに植え替えてください。
これを繰り
  返せば、立派な苗木に成長します。

  注意としては、
  •   ・夏場は日光が直接あたらない日陰においてください。
  •   ・風もあまりあたらないところがいいです。
  •   ・底に水がたまらないようにしてください。



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また、一庫公園ではクヌギを育て、伐採をし、
菊炭を生産しています。

スケジュール、申込みなど詳細は
公園管理事務所(072-794-4970)まで
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