ずらっと並んだ窯木の山。10月26日から始めたクヌギの伐採、窯木作り。約2カ月の作業の成果である。1窯あたり500~600本の窯木を必要とするため、このくらいの期間が必要である。
5カ所に点在して置いてあった窯木とバイタを炭窯の前まで運ぶ作業。人力、力仕事以外の何物でもない。軽トラがなかったら??? 先人は賢かったのです。クヌギ林の中に小さな共同窯をいくつもつくり、そこで炭を焼いて、軽くしてから麓まで運んだのです。とはいえ、軽トラがないことを考えるとぞっとしますね。
この力仕事の集約が、炎を加えるとあの美しい「菊炭」を作り出す。ただの木を美しい「菊炭」へと変える。
窯木の山を見て、ほっと一息、「ご苦労さん」とつぶやく。
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