今、北摂の里山で開花真っ盛りの花は「栗の花」、この地域の里山近くのいたるところで見かける。もちろん、一庫公園でもあちこちに自生している「ヤマグリ(山栗)」の花が真っ盛り。
北摂地方の特産品の一つが「能勢栗」。昔から、「三白三黒」と呼ばれていたこの地の特産の一つ。「三白」とは、「米・寒天・高野(凍み)豆腐」、そして「三黒」とは、「栗・黒牛・(池田)炭」のことである。これら特産品の生産は、大分縮小したとはいえ、今の時代にも受け継がれている。
ところで、「栗の花」のことを、「栗花落」ともいう。「クリ(栗)」の花は梅雨の時期までに散ることから、「つゆおち」と読むのだそうだ。
またそれから由来した「栗花落(つゆおち、つゆり)」というレアな名字がある。たしか、「鬼滅の刃」に登場する鬼狩りの剣士の名前に、「栗花落カナヲ(つゆり かなを)」があった。訪れたことはないが、この名前発祥の地の神戸市には、いまもこの名前の由来に因む史跡が残っているという。
5月29日に近畿地方は梅雨入りした。平年より8日早く、昨年より16日早い。また5月に梅雨入りしたのは10年ぶりだという。しかし、まだ、栗の花は散っていなかった。
【 森のクラブイベントのお知らせ 】
「木を使ったかわいい動物やクラフトづくり」
6月18日(日) 10:00~12:00 ワークショップ集合 (雨天実施)
参加費:200円(保険代、材料費等)
定員:30名(申し込み先着)
お申し込みは公園管理事務所(072-794-4970)まで
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ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。
森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。
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公園管理事務所(072-794-4970)まで
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