「フジ(藤)」の花の盛りも終わったようだ。丹波「百毫寺」の「九尺藤」や宝塚「中山寺」などの名物の藤棚には多くの人が鑑賞に訪れたようだ。里山近辺をドライブしていても、今年は特に藤の花が目立って多いような気がする。
観賞用を別にすれば、これは里山の手入れがなされていない証拠である。「藤色」と言う言葉があるように、藤は古代より親しまれてきた植物であるが、その蔓は、木に巻きついて登り、その樹幹に葉を広げる。そのため、日光を遮り、また蔓は樹木の幹を締め付けて、樹木の成長を阻害するので、時には枯死することもある。木材としての価値を損ね林業にも影響しているようだ。
我々の活動でも、藤の蔓をみると、迷わず伐採し、絡みついている樹木から排除する。まことに華麗な藤の花であるが、この時期、公園の「自然観察の森」の周遊路近辺で見かけることは殆どないはず。
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