2020年2月9日日曜日

少しでも思いを伝えられただろうか?





 今日は、川西市が主催する「生物多様性ふるさと川西戦略シンポジウム」。川西市にある日本一とも言われる里山、そこで自然を守る活動をしている多くのボランティアの皆さん。有り体に言えば、それらを材料として、新たな「まちおこし」のきっかけやヒントにできないかという企画であり、このシンポジウムも第3回を迎える。今年は、「みんなで学ぼう!川西の自然 伝えよう!自然を守る私たちの活動」というテーマで、基調講演とそれぞれの場所で保全に取り組む自然活動団体、8団体の代表が、市民との共生や子どもたちの体験教室のサポートなどへの取り組みや活動の報告、情報の発信などについてのパネル・ディスカッションを行った。

 基調講演は、兵庫県立大学名誉教授、「服部 保」氏による「伝統的里山と先進的里山」と題した、「奥山ー里山ーまち山ー猪名川」という地域資源と市民活動を生かした「川西市里山景観都市構想」という提案。大阪のベッドタウンとして永年機能してきた川西市が持てる自然とボランティアの知恵というリソースを活用した「まちおこし」は、極めて有効な施策ではなかろうか。

 わが「ひとくら森のクラブ」を代表して、私がパネリストとして参加、シンポジウム終了後の交流会も参加し、お互いの活動認識や交流の輪を広げる点でもおおいに役立ったと感じた。その中で、どの団体も悩んでいるのが、活動メンバーが増えないことと、鹿の食害。このシンポジウムによって、市民の皆さんの関心が高まり、活動に参加してくれるようになれば、パネリスト全員がそうだろうが、これに勝る喜びはない。会場の皆さんに、少しでも思いを伝えられただろうか。


【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。

森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
 
 
 
 
 

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