2020年2月1日土曜日

いい炭焼けたかな? こども里山探検隊来る




 今日公園にやってきたのは、「こども北摂里山探検隊」。毎年この時期に公園にやってきて、炭焼き体験、鋸や薪割りなどの木工体験、昔ながらのお竈(くど)さんでご飯を炊くおくど体験を一日楽しむ。「森のクラブ」はそのお手伝い

 やって来たのは、10数家族、50人ほどの探検隊。まず公園を歩いて、炭焼きにする材料を採集する。松ぼっくり、どんぐり、葉っぱ、枝、柿の実、椿の実の皮、楓(ふう) ・・・、里山のことを聞きながら、様々な材料を拾い集める。「炭焼き」といっても、集めた材料を金属製の缶に詰め、焚き火の上に置いておくという、極めて単純な「炭焼き」である。原理的には、水、金属、石などを除く有機物は炭になる。

 だから、我々がやっている炭窯をつかった炭焼きと原理は一緒。缶が窯、蓋に開けた孔が排煙口の役目を果たす。しゅうしゅうと孔から水蒸気とガス化した成分が噴き出しきれば、炭の出来上がり。「どんなふうになったかな」と興味深そうに覗き込む親子。




 炭が焼きあがるまで、電動薪割り機で薪を割ったり、のこぎりで枝を切ったり、いろいろなことをして、待つ。鹿に会えた子供たちも ・・・。



 そして、探検の最中に石垣の水抜きの管の中に発見した白い卵。どうやらこの山にも多く生息している「ヤモリ(家守)」の卵のようである。私も初めて見ました。探検の収穫の一つ。


 陽当りのいい場所では、もう「アセビ(馬酔木)」の花がかなり咲いていた。春の訪れももうそこまで来ている。


【 会員募集中 】
 
ひとくら森のクラブでは新会員を募集しています。

森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
自然に親しみながら楽しく活動してみませんか。

活動体験も受付けていますので、公園管理事務所(072-794-4970)まで
お問い合わせください。
 
 
 
 
 
 

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