「みどりの愛護」のつどい 功労者表彰状受領(阪神北県民局より)
2017年6月29日木曜日
2017年6月24日土曜日
梅雨に咲く花
梅雨になると咲く花、「クマノミズキ(熊野水木)」。西日本に多く分布し、谷沿いなどの水分条件の良好な場所に自生するという。遊びの山の麓のダム湖一帯に多く自生し、梅雨時になると一斉に花開く。和名は、三重県熊野に産する「ミズキ(水木)」の意味。いつもは雨中に見ることが多いが、今年は ・・・。
山頂へ向かう尾根筋の自然観察路には、昨日の雨と風で落ちた「ヒノキ(檜)」の実がいっぱい散乱している。もう6月も下旬。「エドヒガン(江戸彼岸)」桜を愛でたのは、つい昨日ように思えるが、着実に季節は進んでいるのだ。
2017年6月16日金曜日
孤高の花
「ホウノキ(朴の木)」の花。モクレン科の落葉高木。遊びの山では、一番葉の大きい木。そのため子供たちにも人気のある木である。その大きな葉で太陽の光を取り込み、ぐんぐんと成長するため、樹高が30m近いものもある。その梢の先にポツンと花が咲くため、地上からはなかなか見ることができない。5月ころに咲くのだが、なかなか確認できずに、かなり遅いこの時期にやっと確認できたのだ。(中、下の写真は昨年撮影したもの) 群れずに咲く孤高の花。この花が好きである。
2017年6月2日金曜日
小さな花びらを敷きつめて
ちょっとムシムシとする空気の中を、いつものように山頂へむかう。先週に引き続き、作業は、ナラ枯れの原因となる「カシノナガキクイムシ」の対策である。木漏れ日が美しい木立の中に入ると、ちょっとひんやりして、すっと気持ちが落ち着く。
尾根筋にあるウッド・デッキ一面に、絨毯のように散らばる小さな花びら。「ソヨゴ(冬青)」の花である。その名前のとおり寒さに強い常緑樹であり、我々にとっては、「ヒサカキ(非榊)」、「アセビ(馬酔木)」、「アラカシ(粗樫)」などと並んで間伐の対象木である。
「ソヨゴ」は、縁が波打つ美しい緑色の葉っぱをしており、この時期、5月~6月に5mmほどの小さな白い花を咲かせ、それが散るとあたり一面が絨毯を敷き詰めたようになる。「ソヨゴ」の名前は、風に揺れて周囲の葉っぱ同士がこすれると、「ソヨソヨ」と音を立てることから付けられたと言われ、そろばんの珠にも使われる木である。そして、秋には赤い果実をつけ、その実を野鳥が好む。冬の餌のない時期、この木に野鳥が群れ、啄んでいるのを見かけることがある。この公園では、あちらこちらに生えている馴染みの深い木である。
2017年5月26日金曜日
実生苗を育てるためにエドヒガンの実を拾う
先日の日曜日はクラブ主催のイベントの日。朝から温度はぐんぐんと鰻のぼりで、もう真夏日の一歩手前まで。涼や憩いを求めてやってきた家族連れで、駐車場は午前中にはもう満車。いつもの様に、木工と手作りピザを楽しんでもらったが、私のもうひとつの目的は、「エドヒガン」の実の採集。実生苗を育て、大きくしてから山に返すプロジェクトの最初の一歩。
ここ数日の高温続きで、果肉はもうすっかり干からびていたが、育ちそうな種をたくさん採集できた。きれいに洗って、発芽しやすいように果肉を削ぎ、播種して来年春の発芽を待つ。
「エゴノキ」、「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」など梅雨の季節の前に咲く花が一斉に咲きだした。もう初夏 ・・・。
2017年5月20日土曜日
今年も虫との戦いが始まる
「ナンジャモンジャ」とも呼ばれている満開の「ヒトツバタゴ (一つ葉タゴ、一つ葉田子)」を見ながら、山頂へ向かう。今日の山作業は、全国的に広がりをみせ、近年、兵庫県でも問題となっている「ナラ枯れ」を引き起こす原因の、「カシノナガキクイムシ(以下、「カシナガ」という)」への対策。その戦いを始める時期が来たのである。鹿との戦いは依然継続中であるが、クヌギの苗にはツリーシェルターを、台場クヌギの新芽についたは、鹿除けネットを設置することで、被害を食い止め、なんとか小康状態を保っている。
「カシナガ」は、主に7月に大群で、健全な「ミズナラ(水楢)」、「コナラ(小楢)」、「カシ(樫、橿、櫧)」類を中心とした木に飛来し、集団で穿入する。その時に、「ナラ菌」を伝搬し、「ナラ菌」の繁殖により、樹幹の水分通道機能が悪化し、急激に枯死にいたる。それを「ナラ枯れ」と呼び、その被害が全国的に広がりをみせている。そして穿入した木の中で、卵を産み、越冬する。
羽化して成虫となった数千匹の「カシナガ」は、翌年7月になると、また飛び立ち、付近の健全な「ナラ」類に飛来し穿入する。それを繰り返すという厄介な虫である。我々の対策は、羽化し、新しい被害木を求めて飛び立つ前に、捕獲してしまうために、前年に見つけた被害木に専用の粘着テープで被害木を巻くという方法を採っている。
「カシナガ」が急増した原因は、里山林が放置された結果、「カシナガ」が好むという太さに「カシ」類が成長したことだという。ここでも、自然と人とのバランスを崩したのは、「人」である。
また、その幼虫が、桜や桃、梅などのバラ科の樹木を内部から食い尽くすため、全国の桜の名所で、枯れてしまうという被害が広がっている外来種の「クビアカツヤカミキリ」。被害を見つけたら報告して欲しいという要請も来てますが、こちらはまだ発見には至っていない。あたらしい敵が発生しなければいいが ・・・。
木漏れ日が美しい陰影をつくる林の中で、黙々と作業を進める。
2017年5月12日金曜日
満開のモチツツジの中を
2017年4月30日日曜日
最後の桜と見頃の躑躅を楽しむ
この山で、「エドヒガン(江戸彼岸)」に始まる桜の季節が一段落し、ひと呼吸おいて咲き出すのが、「ウワミズザクラ(上溝桜)」。季節最後の桜である。ブラシのような形をし、ちょっと桜には見えないのだが、れっきとした桜。同時期に同じような形の「イヌザクラ(犬桜)」も咲くのだが、こちらはちょっと貧相で比べるべくもない。
久しぶりに山頂まであがり、その付近で伐採作業。尾根筋では、「ヤマザクラ(山桜)」がラストの艶姿を見せてくれた。山頂から見渡す景色は、もう明るい緑一色。爽やかな風が心地良い。
「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」に代わって、林の中で、目を楽しませてくれるのが、「モチツツジ(黐躑躅)」。花弁や葉に触るとベタベタした粘着感があるので、こんな名前がついているが、多くの昆虫が粘着して、とらえられているのを見ることがある。淡紅紫色の花、花の奥に見える濃紅色の斑点が美しい。この山にいくつも残されている「間歩(まぶ)」(かって手掘りの坑道の跡)の入口にも鮮やかに ・・・。
2017年4月23日日曜日
エドヒガン・ロスを感じる暇もなく ・・・
遊びの山のハイライト、「エドヒガン(江戸彼岸)」が終わった。しかし、「エドヒガン・ロス」を感じる暇もなく、つぎつぎと花が咲く。
まずは「ハナカイドウ(花海棠)」。バラ科リンゴ属の耐寒性落葉高木。別名は「カイドウ(海棠)」、「スイシカイドウ(垂絲海棠)」、「ナンキンカイドウ(南京海棠)」といろいろな名を持つが、よく桜と間違えられ、この時期に淡紅色の花を咲かせる。
「ザイフリボク(采振り木)」。ちょっと珍しい名前を持つ、バラ科の植物で、別名「シデザクラ(四手桜)」。葉の展開と同時に白い花を咲かせるが、花弁は細長く、采配の様であるとの意味から、「采振り木」の名前が付いたという。「シデ(四手)」、「紙垂」ともいい、注連縄(しめなわ)や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らす、白い和紙を切って折ったもの。「シデコブシ(四手辛夷)」も同じ意味で使われている。
今が盛りの「ヤマザクラ(山桜)」。「エドヒガン(江戸彼岸)」とはまた違った風情を楽しめる。
秋に真っ赤な実をつける、「ガマズミ(莢蒾)」も咲いている。疲労回復の薬として、東北地方の狩人たちの間では古くから大切に扱われてきたそうだが、我々の仲間は、ジャムにするという。
「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」、「ヤマツツジ(山躑躅)」も見頃を迎えた。
2017年4月19日水曜日
アンフォゲッタブル ~忘れないで~
桜の季節は、本当に短い。桜の記事をブログにアップしている間に、もうあらかたは散ってしまった。さて、桜の陰で「ここにあり! 忘れないで!」と自己主張をしている山の花たちです。
桜と同時期に咲き、桜に隠れた感があるが、その豪華さ、華麗さで自身を主張しているかのような 「シデコブシ(幣辛夷、四手拳)」。桜の後の定番。森の中で出会う、その鮮やかな色にはいつも感動させられる「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」。「さくらんぼ」に似た赤い小さな実をつけ、果実酒にすると美味しいと先達は言うのが、「ユスラウメ(梅桃、山桜桃梅)」。
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