先日の「里山体験学習」で子供たちが見つけたのは、「ヤスデ(馬陸)」の仲間の大量の幼虫。「ヤスデ」の産卵期は8月〜9月、繁殖期や越冬前にも集団を形成することがあるので、数日前に降った大雨で大量発生したものと思われる。「キショー!」、「うぇー!」、「グロ!」・・・ 子供たちの反応も様々でしたが、「ヤスデ」は「ムカデ(百足)」と形は似ているが、生物の分類上は別の仲間。「ヤスデ」は、刺したり咬んだりして人に危害を加えることはなく、森林周辺の落葉、朽木や倒木、石の隙間など、湿気が多い環境に生息する。最近は、台湾原産の「ヤンバルトサカヤスデ」など外来種も多くは入り込んでいるようであるので、それかもしれません。「ヤスデ」、見た目の悪さから「不快害虫」とも呼ばれている。
ウォーク・ラリーのチェックポイントになっている蝶の館では、この夏成虫に羽化した「オオムラサキ(大紫)」が生んだ卵から孵化した「2-4齢幼虫」が越冬の準備をしている。こちらは「キショー!」などの声は聞かれず、「カワイイ」。子供たちは、興味津々で観察していた。「ヤスデ」とはえらい違いである。
虫の世界もルッキズム ・・・。まあ致し方ないことか。
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