2ヶ月ほど前、野生動物の生態の把握、解明をしようというプロジェクトへの協力のため設置した自動撮影カメラを期間が終わったので撤去する。データの解析、分析はこれからだが、さてどんな生態が解明されるのか、興味津々である。
その野生動物の痕跡、「イノシシのぬた場」が園内にいくつかある。写真もその一つ。炭焼きで使うのに必要な粘土を採取する場所であるが、粘土層で水がひかない場所なので、恰好の「イノシシのヌタ場(沼田場)」にもなっている。
「イノシシ」には、泥の上を転げ回って全身に泥を浴びる習性がある。 この「泥浴び」は「ダニ」などの寄生虫を落としたり、体温を下げたりするための行動と考えられている。 この「イノシシ」の「泥浴び場」のことを「ぬた場」と呼んでいる。 「ぬた場」の近くにある木の幹が泥で汚れていることが多い。「のたうちまわる」という言葉の由来となっているという。
こんな動画がYOUTUBEにアップされていました。「雪の残るぬたばで泥浴びをするニホンイノシシ」
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森林ボランティアや炭焼きを楽しみたい方ならどなたでも結構です。
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11月からは菊炭の原材料、クヌギの伐採も始まります。
通常時の作業体験、体験入会も受け付けています。
原則、木曜日の9:30から昼までの午前中の作業です。
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