クヌギの再生林の最上部。先の台風21号で倒れた「コナラ(小楢)」の高木2本の処理が今日の作業。しかし、てっきり「コナラ」だと思っていたが、近づいてみたら、2本とも「クヌギ(椚、櫟)」であった。鹿の食害で、菊炭の材料である台場クヌギが危機的な状況である今、高木を伐採をする手間が省け、我々には、思いがけない台風の置き土産、いやうれしいXマスプレゼントとなった。
久しぶりの急斜面での作業、先般、クラブ員ひとりひとりに支給したアイゼン、今日初めて使ってみたが、効果抜群、威力を発揮。斜面での上り下りや体の支えが極めて楽なことを実感。やはり必要な道具を上手に使うことが仕事を楽にし、安全にもつながるのだ。
昨年、伐採した台場クヌギ。新しい枝が芽生えてきているが、やはり新芽が鹿に食べられている。またどこからか侵入しているようだ。早急にチェックせなばなるまい。乗り越えなくてはならない鹿との戦い、知恵比べが、また来年も続く。朽ちた台場クヌギの切り株に「ヒラタケ(平茸)」がいっぱい。こちらも自然の恵み。今宵のご馳走にとクラブ員で分ける。
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