2017年1月21日土曜日

炭窯の奥に神秘的な赤が見える

 
 窯の奥にほの暗く輝く赤。「くどさし」直前に行うの「練らし」の工程。空気取り入れ口から垣間見えた窯木が炭化していく過程の赤。なんとも神秘的な自然の色にいつも感動。


 窯の中の温度を、窯木が自分で熱分解をして炭化をしてゆく温度まで、薪を燃やして高めるのが二日目の「窯焚き」。三日目、四日目は数かな空気取り入れ口を残して窯を遮蔽し、窯内の温度や状態を推測しながら、空気調節をして炭化の進捗をコントロールしていく。十分炭化したと判断した時点で、すべての口を閉じて、窯を冷やしていく。これが「くどさし」である。あとは窯を開けるまで、どんな炭ができているかはわからない。期待と不安の毎日が続く。

 

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