2015年4月2日木曜日

天空のソナタが聴こえてくるようだ



 遊びの山の「エドヒガン (江戸彼岸)」がいよいよ咲き始めました。「天空のソナタ」が始まったのです。「ソメイヨシノ(染井吉野)」の一方の親で、樹齢1000年とも言われている。日本にある有名な桜の古木のほとんどは、この「エドヒガン」であると言われている。花の色は淡い紅色で、花径は15~25ミリくらいの小輪一重。「ソメイヨシノ」に比べ、華やかさ、豪華さにはかけるが、私はこの楚々とした感じがたまらなく好きである。見上げると「天空のソナタ」が聴こえてくるようだ。この桜、兵庫県では希少種の桜でもあり、近辺の「エドヒガン」は川西市の天然記念物にも指定されているが、この山にも群生している場所がいくつかある。しばらくは、近隣も含めて「エドヒガン詣で」の日が続く。

 そして、桜の影になりがちだが、忘れてはならないのが「シデコブシ(四手辛夷)」。こちらも、「エドヒガン」とならんで、我々の目を楽しませてくれる。
  
  

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